平日腰掛けOLのメモ帳

腰掛けOLが仕事の合間に楽しむブログです。(平日更新)

明治の文豪が名作を生んだ家 | 森鷗外・夏目漱石住宅

おつかれさまです。

明治時代の建築物が大好きな腰掛けOLです。

今日は、「博物館明治村」にある明治の文豪が名作を生んだ家を紹介します!

森鷗外・夏目漱石住宅

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もともとは、明治20年(1887)頃に東京都文京区千駄木町に医学士・中島襄吉の新居として建てられたものです。

空家になったこの家に、

明治23年(1890)から森鷗外が住み、

『舞姫』を発表!

その後、

明治36年(1903)から夏目漱石が住み、

『吾輩は猫である』を発表!

昭和38年(1963)に解体され、

昭和39年(1964)に明治村に移築されました。

同じ家に相次いで文豪が住むなんて!

そして、その家で名作が生まれるなんて!

事実は小説よりも奇なり。

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田の字型の平面をベースにした明治時代の典型的な中流住宅の間取り。

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南面に突き出した書斎は陽当り良好!

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文豪目線でのぞくお庭。

走って怒られたい、長い渡り廊下。

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小物まで忠実に再現されている台所。

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好きだな〜この感じ。

“ツナガル家電”とか、まじでいらないのよ。

わたしが行ったのは、4月の平日。

ソメイヨシノが散った後だったので空いていたこともあり貸切状態!

なんて贅沢なの!

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ここで名作が生まれたと思うと、感慨深いにゃ〜。

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「明治村」GWのお出かけに、おすすめです!

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名作が生まれた場所ってちょっと気になる。

《紫式部が「源氏物語」の着想を得た寺》

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紫式部ゆかりの地「石山寺」でお花見

おつかれさまです。

トイレに行くとき、

「厠(かわや)に行ってきます」

と言いたくなるほど

大河ドラマにどハマリ中

の腰掛けOLです。

先週、滋賀県大津市にある『石山寺』に行って来ました!

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4月14日放送の『光る君へ』第15回「おごれる者たち」にも「石山寺」のシーンが登場しました。

そう!ここは源氏物語の誕生の地!

石山寺とは

滋賀県大津市にある「石山寺」は、奈良時代に創建された寺。

」という名前の通り、大きな石の上に位置しています。

迫力のある硅灰石(けいかいせき)は、国の天然記念物に指定されています。

そして、「石山寺」はとにかく広い!

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伽藍山という山中にあるので、境内を歩いて回ると軽い登山気分が味わえます。

また、見どころ満載で所要時間は2時間みておいてもいいかも。

わたしは2時間では足りませんでした!

今日は、そんな「石山寺」の桜の様子を紹介します。

紫式部ゆかりの寺

「石山寺」は、紫式部が参籠し『源氏物語』を起筆したことで知られています。

国宝に指定されている本堂の一角には、紫式部が籠ったと伝わる『源氏の間』。

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本堂からさらに上に登ると紫式部像もあります。

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紫式部の他にも多くの歌人や俳人たちがこの寺を訪れたことから「文学の寺」とも呼ばれているそうです。

石山寺の桜

“紫式部ゆかりの寺”として名高いけど、“桜の名所”としても有名な「石山寺」。

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広大ま境内にはカワヅザクラ、カンザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラなど、約600本の桜が植えられています。

今年は桜の開花が遅れたこともあり、わたしが訪れた4月9日(火)はこの通り!

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朝まで花散らしの雨が降っていたけど、散り始めのソメイヨシノと咲始めの八重桜、五部咲きのミツバツツジが参拝客を魅了していました。

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東京ではあまり見かけない濃いピンクのミツバツツジはとても可愛らしい。

遅咲きのサトザクラも植えられているので、4月中旬まで桜を楽しむことが出来そう。

月見亭と桜

硅灰石の崖にせり出しで建つ「月見亭」は“月の名所”して有名です。

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近江八景のひとつ『石山の秋月』に描かれており、毎年中秋の名月の日に行われる「秋月祭」では、ここから名月を楽しめるそうです。

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また、紫式部が『源氏物語』の構想を練った場所ともしても有名。

ここから琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて書き出した一節「今宵は十五夜なりけり」が『源氏物語』の始まりだったとか。

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さらに「月見亭」付近は、石山寺の中でも一番の絶景ポイントでもあります。

「月見亭」の中には入れないけど、外から見る「月見亭」と桜はとても素敵!

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また、「月見亭」の近くからは、桜越しに瀬田川と琵琶湖が望めます。

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天気が残念すぎたけど、それでもとても美しい景色でした!

アクセス

石山寺は滋賀県大津市にありますが、京都駅から近くアクセスも良いんです!

「JR京都駅」から「JR石山駅」までJR琵琶湖線で14〜15分。

「JR石山駅」から「石山寺」まで京阪バスで10分。

または、

「JR京都駅」から「JR石山駅」までJR琵琶湖線で14〜15分。

「京阪石山駅」から「京阪石山寺駅」まで京阪石山坂本線で4分。

「京阪石山寺駅」「石山寺」まで徒歩で10分。

どちらの行き方でも、京都駅から石山寺まで30分もかからないんです!

個人的に「京阪石山寺駅」から徒歩で行くルートがおすすめ!

「京阪石山寺駅」から「石山寺」までの道のりには飲食店もありますし、瀬田川沿いの景色も最高です。

合わせて、紫式部ゆかりの地「三井寺」も訪れたい!

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石山寺の最寄り駅「京阪石山寺駅」から三井寺の最寄り駅「京阪三井寺駅」までは京阪石山坂本線で19分!

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紫式部ゆかりの地「三井寺」でお花見

おつかれさまです。

今週は、滋賀県有数の桜の名所「三井寺」に行って来ました!

今年は開花が遅かったこともあり、まだ桜を楽しめそうです!

「三井寺」とは

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「三井寺(みいでら)」という名で親しまれていますが、正式名称は「園城寺(おんじょうじ)」。

琵琶湖の南西にあり、電車だと京都駅から30分かかりません。

広大な境内には歴史的な建造物が点在していて見どころ満載!

所要時間は2時間程度みてもよさそうな広さです。

カフェやお食事処もあるので、その時間も含めたら2時間だと足りないかもしれません。(わたしは時間が足りませんでした!)

映画『るろうに剣心』クランクインの地としても有名ですが、紫式部にゆかりの深い寺でもあります。

紫式部ゆかりの寺

「三井寺」は、紫式部の父・藤原為時が晩年に出家した寺としても知られています。

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(諸説ありますが)藤原為時は、紫式部が亡くなった2年後にこの寺で出家したと言われています。

それを思ってここに立っていると、少しせつない…

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また、紫式部の叔父が「三井寺」の僧侶だったこともあり、紫式部にとてもゆかりの深いお寺なのです。

「三井寺」の桜の様子

「三井寺」の境内にはソメイヨシノを中心に約1300本の桜があります!

わたしが行ったのは、開花日から10日ほど経った4月9日。

前日の花散らしの雨にも負けず、ソメイヨシノはまだもっていました。

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場所によっては散り始めているけど、これはこれできれい。

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重要文化財の毘沙門堂の前は雪が積もったみたいに!

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花曇りも悪くないな、と思わせる光景。

枝垂れ桜は満開。

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濃いピンクのミツバツツジもきれいでした。

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5分間の貸切拝観

「三井寺」の春の名物(?)と言えば…

『観月舞台の5分間貸切拝観』

境内にある観月舞台の床は鏡のようにピカピカ。

その床に桜が映り込んでこんなことに!

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この風景を5分間貸切に出来るんです!

瑠璃光院のテーブルのように、風景が床にリフレクションして“映え”を撮影し放題!

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もちろん、完全予約制!

昼の部は、8:30−16:30。

夜の部は、 18:00−21:30。

1組最大​6名様まで。

料金は、1組2,500円(別途入山料が必要です。)

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ま、正直、インスタの「いいね」欲しさに撮影しただけの写真はどうでもいいね!

そこまでしなくても桜はじゅうぶん楽しめますよ!

「三井寺」からの景色

観月舞台の横からはこんなに素敵な景色を望むことが出来ます。

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桜ごしに大津市の街並み。

展望台に登れば、琵琶湖も望めます。

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手前左から、観音堂、手水舎、絵馬堂、その奥に観月舞台、左側に百体観音堂。

ああ、晴れた日に来たかった!

名前の由来

「三井寺」の名前の由来は、境内にある「閼伽井屋」内部の井泉。

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この井泉が、天智天皇・天武天皇・持統天皇が誕生の際に産湯に用いられたことから、井泉は「御井」(みい)と呼ばれ、そこから「御井の寺」→「三井寺」となったとか。

また、この井泉を囲う「閼伽井屋」は、重要文化財に指定されています。

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この他にも、「三井寺」には多くの文化財が残されているので、桜が咲いていなくても行く価値あり!

琵琶湖疏水の桜

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三井寺駅から三井寺までの道のりを流れる琵琶湖疏水の両岸の桜並木もきれい!

桜の開花が遅れたことで、琵琶湖疏水のライトアップも延長されました!

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花の中心が朱くなり散り際のサインを出しているけど、今週末まではもちそうです。

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「三井寺」概要

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【住所】

〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246

【電話】

077-522-2238

【入山料】

大人:600円

中学生:300円

小学生:200円

【拝観時間】

午前8時~午後5時(受付終了午後4時30分)

※年中無休

京阪石山坂本線で19分!

『源氏物語』はうまれた寺「石山寺」もおすすめ!

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今週もおつかれさまでした!

楽しい週末をおすごしください!

夕刻の国宝「五重塔」と桜 | 東寺の時間外特別公開

おつかれさまです。

京都の夜桜ライトアップは4月7日(日)までのところが多いけど、「東寺」は4月14日(日)まで!

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日が落ちる前に、おじゃましました。

今年は開花が遅かったこともあり、ソメイヨシノは散り始めていますが、まだきれい。

散った花びらが地面を覆って、雪が積もったみたいに見えます。

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これはこれで、とても貴重で美しい光景。

この日はあいにくの天気だけど、晴れていたらこうは見えないと思う。

時刻は17:15分ごろ。

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人が少ないのがわかりますか?

平日とは言え、混雑している京都。

少しでも快適にお花見をしたいので、JR東海の『ずらし旅選べる体験クーポン』を利用して時間外に拝観!

“夕刻の国宝「五重塔」初層内部 時間外特別公開”

recommend.jr-central.co.jp

このクーポンを利用すれば、時間外(17:10~17:50)に拝観して、引き続き夜桜ライトアップの時間(18:00~21:30)も滞在できるので入るときに並ぶこともありません!

また、通常非公開の五重塔初層内部も拝観することが出来ます!

18:00になると時間外拝観が終わり、ライトが灯り、人が増え始めます。

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金堂や講堂内部を拝観しながら、日が落ちるのを待ちます。

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雨が降っているのに、ねずみ色の空が少しずつ青みがかってくる不思議。

やがて、空は薄い群青色に。

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まだ、完全に日は落ちていないけど、とてもきれい!

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夕刻の国宝「五重塔」と桜。

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もう少し暗くなるまでいようと思ったけど、雨が強くなり、人が増えてきたので帰りました。

それでも、春の京都と言えばこれ!みたいな景色を実際に見ることができて大満足!

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「東寺」の夜桜ライトアップは4月14日(日)まで!

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今日も一日がんばりましょう!

花見発祥の地「神泉苑」で桜を愛でる

おつかれさまです。

先日、京都の「神泉苑」の桜を愛でに行ってまいりました!

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どんより、花曇り…

「神泉苑」とは

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「神泉苑」は平安時代(794年)、大内裏(天皇の居所である内裏を中心とした一郭)に接して造られた

天皇のための庭園

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天皇のための庭園で、腰掛けOLが花見をするという…

恐縮です!

歴代の天皇が、ここで詩を詠んだり、宴を開いたり、舟遊びをしたりしてたそうです。

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楽しげ。

「神泉苑」の桜の様子

京都の開花日(3/29)から10日経過した4/8の様子です。

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この日はあいにくの天気…

ソメイヨシノはまだ耐えていましたが、花の中心部が赤くなり、散り始めの合図を出していました。

別の品種の桜は、まだ蕾もありました。

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曇りなのできれいに撮れませんが枝垂れ桜はまだ見頃でした。

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桜はソメイヨシノだけじゃないし、花は桜だけじゃない。

「神泉苑」はツツジの季節も素敵ですよね!

まだまだ春の景色が楽しめそうです!

天皇のための庭園はいつ行っても華やか。

花見発祥の地

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万葉集には桜より梅を詠んだ歌が多いことからもわかるように、平安貴族にとっては花見といえば梅でした。

しかし、嵯峨天皇が、「神泉苑」で桜の花を観賞したことがきっかけとなり、桜の花見が普及したそうです。

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つまりここは、

花見発祥の地

でもあるんです!

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こんなに素敵な庭園なのに、拝観料が無料!

東京の摩訶不思議な展示会は3,000円くらいトルのにね。

毎年来たくなるような美しく維持されている歴史ある庭園が無料で、作って壊してインスタに投稿したらすぐに忘れられてしまうような展示会が有料…

これも“多様性”とか“価値観ハ人ソレゾレ”なんですかね。

雨乞いの儀

それにしても、なんなのこの天気!!!

パラパラと小雨が降って来ました…

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旅先で

「わたし、雨女なの〜」

という人に言いたい。

あなたに、そんな力はない。

じゃ、この雨はなに?

安倍ちゃんのせいよ!

干ばつのさいには『雨乞いの儀式』が執り行われたという「神泉苑」。

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安倍晴明の息子・安倍吉平が、陰陽師として初めて雨乞いの儀式を執り行い、みごとに雨を降らせたのも「神泉苑」だとか。

安倍ちゃん、今日は降らせないでよ〜。

通りを挟んで「二条城」

通りを挟んだ正面には世界遺産「元離宮二条城」。

こちらの桜もきれいでした。

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同日撮影です。

当時は現在の約10倍の広さがあったという「神泉苑」は、この「二条城」を築城する際に縮小。

「二条城」がある敷地の一部も、かつては“天皇のための庭園”だったんですね。

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「二条城」のソメイヨシノは散り始めていますが、キリシマツツジの蕾がふくよかになていました。

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「神泉苑」概要

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【アクセス】

JR「二条駅」徒歩10分
地下鉄東西線「二条城前駅」徒歩2分

市バス15 「神泉苑前」 からすぐ

市バス9、50 「堀川御池」 徒歩5分

【住所】

京都府京都市中京区御池通神泉苑町東入ル門前町166

【電話】

075-821-1466

【参拝時間】7:00~20:00
【寺務所】(授与所・御朱印)9:00~17:00

※写真はすべて2024年4月8日撮影

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午後もお仕事がんばりましょう!

駅のホームに和菓子の自動販売機『小さな和菓子専門店』| 菓寮 東照

おつかれさまです。

今日は、駅のホームで見つけた和菓子の自動販売機を紹介します!

「京急川崎駅」構内の大師線ホームにある

『小さな和菓子専門店』

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これ、大正2年創業の老舗和菓子店「菓寮 東照」の無人販売店なんです。

本店は、東海道五十三次の川崎宿付近にあります。

横文字表記が“小さな専門店”になっているのが気になる…

中には自動販売機が2台。

この『小さな和菓子専門店』は、数年前まで小さな有人店舗だったのですが…

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時代のニーズに合わせて、自動販売機に!

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自慢の「どら焼き」、人気の「塩豆大福」、子どもが好きな「チョコレートサブレ」も売っています。

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東海道川崎名物の「奈良茶飯風おこわ」も買えちゃいます!

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京急川崎駅をご利用の際はぜひ、のぞいてみてください!

京浜急行線のホームにはキムチの自動販売機もありますよ!

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京急川崎駅って、

派手さはないけど地味に面白い。

改修工事をしてもどこか古い。

不思議な魅力がありすよね。

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今週もおつかれさまでした!

楽しい週末をおすごしください!

日本初の複線用鉄橋『六郷川鉄橋』と八重桜

おつかれさまです。

小出しに「明治村」の建造物を紹介しています。

今日は、

六郷川鉄橋を紹介します。

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『六郷川鉄橋』は、明治10年(1877)に東京都蒲田・神奈川県川崎間に建設された日本最初の複線用鉄橋。

当時6連で構成されていたうちの1連が「明治村」に移設復原されています。

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トラス桁は、桁長約30m、桁高約3m、幅員7.5m。

設計は、英人土木技師のボイル(Boyle.R.V)。

英国リバプールのハミルトンズ・ウインザー・アイアンワークス社が製作し、輸入されたことを示す銘板もあります。

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昭和40年に役目を終えた後に解体され、昭和63年(1988)に「明治村」に移築されました。

背後に入鹿池が見えます。

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当時は多摩川が見えたんですよね。

移築する場所に、建造物への配慮を感じます。

それにしてもすごい迫力!!!

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こんな近くで鉄橋を見ることなんてないですよね。

鉄橋の手前には、アメリカのブルックス社から購入した機関車『尾西鉄道蒸気機関車1号』。

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中ものぞけます。

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となりにあるのはソメイヨシノの木。

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昨年の4月の始めに行ったので、ちょうど散った後でした…

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だけど、ソメイヨシノが散った後は、八重桜は見頃に!

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写真はすべて2023年4月11日撮影です。

「明治村」にはさまざまな品種の桜が植えられていて、3月下旬から約1ヶ月にわたり、次々と花を咲かせます。

だからソメイヨシノが散ってもこんなに美しい風景を見ることが出来ます。

↑これは山形県天童市の倉津川に架けられていたた『天童眼鏡橋』(明治20年建設)。

個人的には八重桜がピークを迎える4月上旬が好き。

空いているし、人が少ないほうが明治時代に没入出来る気がします。

今年は桜の開花が遅かったので、4月中旬頃でもきれいかもしれません。

↑これは隅田川に架かっていた『隅田川新大橋』(明治45年建設)。

八重桜ごしに見る歴史的建造物はどれも素敵です。

音楽も映像もない。

歩いているだけで“没入体験”出来る「明治村」、おすすめです!

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今年のお花見は八重桜で!八重桜と言えば「新宿御苑」

おつかれさまです。

桜が見頃を迎えるのに、なんなのこの天気…

だけど、

桜はソメイヨシノだけじゃない!

ソメイヨシノの次は八重桜!

八重桜と言えば「新宿御苑」。

ということで、今日は、昨年の「新宿御苑」の八重桜の振り返りを記事にまとめました。

ちょうど1年前の今日。

4月3日の「新宿御苑」はこんなにきれいでした!

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「新宿御苑」の桜の特徴

新宿御苑には様々な種類の桜が植えられています。

その数、

約65種・1000本!

種類によって開花期は異なり、2月中旬~3月中旬はカンザクラやカワヅザクラ、3月下旬~4月上旬はソメイヨシノ、4月中旬~4月下旬はヤエザクラが開花し長い期間桜を楽しむことができるのが特徴です。

そして、

新宿御苑と言えば

八重桜!!!

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新宿御苑の代表品種は、「イチヨウ」と言う品種の八重桜。

八重桜が見頃を迎えるのはソメイヨシノが散り始めたころ。

だから、ソメイヨシノが散ってもお花見は終わらない!

むしろ、新宿御苑の本番はこれからでしょ!

今週末は曇りだけど、来週末は晴れそう!

ということで、

今年のお花見は八重桜で!

昨年より2週間近く開花が遅れた今年は、八重桜が見頃を迎えるのも遅れそうですね。

昨年の新宿御苑の桜の様子

2023年の4月3日の「新宿御苑」の桜は、この通り!

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東京の開花日(3/14)から3週間経過した頃。

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ソメイヨシノは散り始めているけど、バトンタッチした八重桜が見頃を迎えてお花見客もいっぱいいました。

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「新宿御苑」HPの開花通信で、

新宿御苑の桜シーズンもフィナーレを迎えています。

と投稿されたのは、東京の開花日(3月14日)から一ヶ月後の2023年4月14日。

昨年のペースだと、今年の新宿御苑のフィナーレは4月29日ってこと?

いやいや…さすがにそれはないか。

今年、開花が遅れたのは温暖化の影響なので、そんな単純なことではなさそう。

とりあえず、開花日から3週間経過した2023年の4月3日は華やかでした。

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この日の新宿御苑はチューリップも咲いていて春爛漫!

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やっぱり「新宿御苑」はスゴい!

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「新宿御苑」の八重桜でお花見、おすすめです!

東京のおすすめお花見スポット

あの名曲の舞台でお花見

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美術館でお花見

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仏教寺院でお花見

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お花見スポット『穴場放浪記』

おつかれさまです。

祝・開花

だけど、標本木周辺のように、咲いている花より人の数の方が多いとか、無理。

ということで今日は、

東京のお花見スポットの穴場

昨年の開花状況

と合わせて紹介します!

カラーコーン、ブルーシート、人混み、マスゴミ、お断り!

穴場という聖地へ、

春を求め、

桜を求め、

彷徨う…

穴場放浪記

今年の満開予想

2024年は

3月29日に開花

桜の「満開」は「開花」から1週間くらいなので、

満開は4月5日

くらいでしょうか。

また、

桜の「散り始め」は「満開」から1週間くらいなので、

散り始めは4月12日

くらいでしょうか。

同じ東京でも場所によって開花状況は違うので参考までに。

ちなみに、「満開」とは八部咲きのことを言うそうです。

昨年の開花状況

2023年は

3月14日に開花

しました。

開花から何日後にどこの桜がどれくらい咲いていたのか?

昨年の桜の開花状況を撮影日と合わせてメモしておきます!

大森ふるさとの浜辺公園(大田区)2023.03.20

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2023年3月20日撮影

チャラくないウォーターフロント「大森ふるさとの浜辺公園」の船着場付近。

手前がソメイヨシノ。

奥の白っぽい品種はオオシマザクラでしょうか?

ソメイヨシノは咲き始めだけど、白っぽいのは早くも満開寸前!

わたしは解雇寸前!

船着場付近は早咲きの桜が多いような気がします。

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御殿山庭園(品川区)2023.03.21

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2023年3月21日撮影

東京マリオットホテルの南側にある江戸時代から桜の名所として知られる「御殿山庭園」。

開花から一週間目。

庭園の南側の桜の様子。

昨年はこんな花曇りの日が多かった記憶があります。

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旧六郷用水散策路(大田区)2023.03.27

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2023年3月27日撮影

江戸時代に徳川家康が作らせた用水路。

現在は殆どが埋め立てられていますが、散策路として一部残されているのが「旧六郷用水散策路」です。

用水路に沿って桜が植えられています。

後ろに見えるのは有慶山東光院。

風情があるのに空いているお気に入りのお花見スポットです。

桜坂(大田区)2023.03.27

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2023年3月27日撮影

君よずっと幸せに〜♪

風にそっと歌うよ〜♪

で有名な“揺れる木漏れ日 薫る” 桜坂でございます。

あの名曲の舞台は曇っていても趣があって良いですね。

開花から13日目。

ハラハラと散る様も美しい。

旧六郷用水散策路と合わせてどうぞ。

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高輪日本庭園(港区)2023.03.27

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2023年3月27日撮影

3つのホテルに囲まれた約20,000㎡におよぶ日本庭園。

園内には、港区の指定有形文化財に登録された建造物もあります。

ちなみに、「腰掛けOL」は港区の絶滅危惧種に指定されています。

カフェも穴場を求めて彷徨ってます。

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御殿山庭園(品川区)2023.03.27

2023年3月27日撮影

先に紹介したのは南側。

こちらはホテルに隣接した北側。

開花から2週間近く経ってもこんなにきれい!

夜は地味にライトアップが施されています。

2024年のライトアップは、3/14(木)~3/31(日)の17:00-22:00。

→延長とのこと。

ブルーシートで酒盛り禁止区域なので、静かに夜桜を楽しめます。

高輪日本庭園と合わせてどうぞ。

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内川橋(大田区)2023.03.27

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2023年3月27日撮影

かつては地域の農業用水として使われていた内川にかかる「内川橋」。

この橋の近くにある和菓子店「餅甚」が好きなのですが、桜餅を買いに行ったらこんな素敵な景色に遭遇!

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芝浦運河(港区)2023.03.30

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2023年03月30日撮影

芝浦運河に咲くしだれ桜は上司のハゲ散らかした薄毛のように儚い。

この辺は夜になると、とてもロマンチックなんです。

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港区立 芝浜小学校(港区)2023.03.30

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2023年03月30日撮影

右側の建物はなんと。地下1階・地上9階建ての小学校!

今年は「入学式に桜」の光景が見られるかもしれませんね。

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大森ふるさとの浜辺公園(大田区)2023.04.01

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2023年4月1日撮影

先に紹介したのは、公園の北側(船着場付近)。

こちらは、公園の南側に位置する砂浜。

開花から2週間経過してもこんなにきれいでした!

船着場付近は早咲きの桜が多いけど、砂浜の近くにはソメイヨシノが多く植えられています。

近くにある「大森 海苔のふるさと館」は無料なのにクオリティが高くておすすめ!

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大井ふ頭緑道公園(品川区)2023.04.01

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2023年4月1日撮影

自然豊かで、都会にいながら森林浴が楽しめる緑道公園。

最寄り駅は東京モノレールの「大井競馬場前駅」。

開花から2週間経過してもこんなにきれい!

近くにある全国47都道府県の石段がスゴい!

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竹芝橋(港区)2023.04.07

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2023年4月7日撮影

新芝浦運河にかけられる橋。

橋の名称の由来は、『更級日記』の「竹芝伝説」だとか。

写真は八重桜の一種「御衣黄(ぎょいこう)桜」。

珍しい色合いの桜は貴族の衣装が名前の由来。

近くにはソメイヨシノの木もあるので両方楽しめます。

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愛育病院前(港区)2023.04.10

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2023年4月10日撮影

遅咲きの濃いピンクが華やかな里桜が満開!

地方編

明治村(愛知県犬山市)

2023年4月11日撮影

春を求め、桜を求め、彷徨ってたら愛知県犬山市までたどり着きました!

明治村にはさまざまな品種の桜があり、シダレザクラ〜ソメイヨシノ、そのあとはヤエザクラと一ヶ月近く桜を楽しむことが出来ます。

八重桜が見頃なのに、平日ということもあり空いていていました!

そんなこんなで2023年は開花(3/14)から一ヶ月以上桜を満喫しました!

穴場ではないけど…

穴場ではないけど比較的空いているお花見スポットを紹介します!

東京都庭園美術館

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「東京都庭園美術館」は東京都港区白金台にある都立美術館。

敷地内には緑豊かな庭園があり、四季折々の花を楽しめます。

アートに興味がなくても大丈夫!

美術館に入らなくても庭園鑑賞チケットだけで桜を楽しめます。

池上本門寺

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「池上本門寺」は東京都大田区にある日蓮宗の大本山。 

境内には重要文化財に指定されいる宝塔もあります。

歴史的な建造物を背景に見る桜は本当に美しい。

ここは京都に負けてない!

八芳園

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「四方八方どこから見ても美しい」ことから名付けられた八芳園。

その歴史は約400年!

歴史ある庭園を散策しながら桜を愛でるなんて贅沢すぎます。

施設利用者以外入れないので、比較的空いていておすすめです!

桜が寝ぼけてる?

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今年の開花の遅れは桜が“寝ぼけている状態”とも言われていますが、大丈夫かな…

桜の花芽は、冬に入る前に休眠状態になります。

そして、冬の寒さによってで目を覚まし、春の暖かさによって成長します。

つまり、冬が寒くないと目を覚ますことができないのです。

冬の寒さも、開花には必要なんですね…

開花が遅れるだけでなく、満開にならないこともあるなんて話も聞きます。

寝ぼけたままダラダラ働いてチカラを発揮できないわたしのように…

そもそもわたしにチカラなんかありませんが、咲かずに散るなんてことがありませんように。

今年も楽しいお花見が出来ますように!

また、この記事がみなさまのお花見スポット選びの役に立てばうれしいです。

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今週もおつかれさまでした!

楽しい週末をおすごしください!

明治時代に没入!「明治村」5時間周遊コース

おつかれさまです!

本日3月18日 は、

明治村開村記念日

1965年に誕生してからもう59年!

来年は60周年なんですね。

ということで、

東京ドーム約21個分

広大な敷地面積の中に国の重要文化財11件をはじめとする

60以上の建造物が保存展示

されている

「明治村」を5時間で満喫する周遊コース

をメモしておきます。

「明治村」とは

「明治村」は、明治時代の建造物等を移築して保存・展示する野外博物館です。

国の重要文化財や有形登録文化財に登録された明治時代の名建築のほに、SLなどの乗り物体験、グルメも楽しめます!

広すぎる!

「明治村」の敷地面積は約100万㎡!

なんと、

東京ドーム約21個分!

広大な敷地面積の中に60以上の建造物が保存・展示されているので、一日で全ての建造物を見学するのは時間的に不可能!

効率よく周るポイント

一日では周りきれない広さだけど、建造物の中を見学しなくても、外観だけでも見る価値はあるし、複数の建造物をひとつの風景として見ることも出来るので、5時間でも楽しむことも可能!

また、村内には、明治時代に製造された蒸気機関車(SL)や京都市電、村営バスが走行しているので、乗り物を上手く利用すれば効率よく回ることが出来ます

音声ガイドによる案内付きの村営バスも便利です。

※蒸気機関車(SL)は平日運休なのでご注意ください。

また、「明治村」は南北に細長いので、奥から見てまわれば、時間を計算しながら戻ってくることが出来ます

品川駅〜明治村まで

「品川駅」から8:55の新幹線に乗り、10:25に「名古屋駅」に到着。

「名古屋駅」から名鉄犬山線に乗り、11:15分頃「犬山駅」に到着。

「犬山駅」から11:30発のバスに乗り、11:51「明治村」に到着!

16:45発の「犬山駅」行きのバスに乗るまでの約5時間で「明治村」を満喫!


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※時間は“だいたい”です。

11:51「明治村」に到着

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門をくぐればそこは、もう、明治時代!!!

まずは、明治村の中で最も南に位置する1丁目から。

12:00 聖ヨハネ教会堂

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日本聖公会京都五条教会堂として京都に建設された教会堂。

これが寺だらけの京都にあったとは…

重要文化財に指定されています。

12:15 西郷從道邸

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西郷従道(西郷隆盛の弟)が建てた住宅の一部で、接客用に設けられた洋館。

明治初期の貴重な洋館建築の一つとして、重要文化財に指定されています。

12:20 森鷗外・夏目漱石住宅

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森鷗外と夏目漱石が住み、数々の名作を生んだ住宅です。

明治23年から1年余り森鷗外が借家し、明治36年から39年までは夏目漱石が借家。

夏目漱石の『吾輩は猫である』の文中に描写されているのは、この和風住宅です。

それにしても、明治の文豪が相次いで借家するなんで、そんなことあるんですね。

12:30 市電京都七条駅

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乗車できる国内最古の路面電車です。

「明治村」の2丁目・3丁目・4丁目にある3つの駅を結んでいます。

日本で初めて鉄道が開通したのは新橋〜横浜間ですが、日本で初めて路面電車が開通したのは京都なんですね。

乗りたいけど、時間がないので歩いて3丁目に向かいます。

12:35 西園寺公望別邸「坐漁荘」

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明治の元老西園寺公望(1849-1940)の別邸として静岡県興津に建てられた総数寄屋造りの邸宅です。

なんと言えない歴史の風格が漂っています。

目の前の庭園は、住友家御用達の庭師によるものだそうです。

重要文化財に指定されています。

12:40 品川燈台

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品川燈台は神奈川県の観音崎、千葉県の野島崎につぎ点灯された灯台。

フランス人技師による設計で金属部などはフランスから輸入しています。

観音崎、野島崎燈台は関東大震災により倒壊。

この灯台が、現存するわが国最古の洋式灯台になり、重要文化財に指定されています。

12:50 宗教大学車寄

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巣鴨に新築された私立宗教大学(現 大正大学)本館の正面に設けられた車寄部分。

ここから眺める入鹿池がヨーロッパぽくて好き。

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お腹すいた!

13:00 食道楽のカフェ

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「文明開化のあんパン」を購入。

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13:00に数量限定販売。

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13:15 日本赤十字社中央病院病棟

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東京都渋谷区広尾の日本赤十字社病院の敷地内に建っていた木造病棟の一部。

設計は、赤坂離宮などを手がけた宮内省技師・片山東熊。

冷たい感じの病棟を少しでも暖かく感じられるように、細部まで凝らした意匠が見どころ。

八重桜の時期に行くと↓こんなに素敵な景色を見ることが出来ます。

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13:30 尾西鉄道蒸気機関車1号

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明治29年にアメリカのブルックス社から購入した機関車。

すぐ近くには、日本最初の鉄道複線用鉄橋。

13:30 六郷川鉄橋

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明治5年に日本で鉄道が開業した当時は、新橋-横浜間に架かる22の橋は全て木橋でした。

その後、鉄橋への架け替えが進められ、明治10年に六郷川鉄橋を建設。

日本初の複線用鉄橋となりました。

昭和40年に役目を終え、本橋部のトラス1連だけを明治村に移築。

13:40 宇治山田郵便局舎

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伊勢神宮外宮前に建てられた郵便局。

木造平屋建ての銅板葺きで、現存する最大の木造郵便局舎で、重要文化財に指定されています。

中に入ると、窓口業務用のカウンター、郵便物の発着口、電話交換室など、当時の郵便局機能をを見ることができます。

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ここで手紙を書いて出すと、10年後に届けてくれます。

元彼と一緒に来たときに買いた手紙が別れた後に届いて…“はあとふる”なんてもんじゃない。

なんかね、ま、いろいろありますよ。

13:50 本郷喜之床

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東京・文京区本郷にあった理髪店。

「喜之床」は屋号です。

二階にいるのは、歌人石川啄木。

この建物の2階を明治42年から間借りしていたんだとか。

13:55 小泉八雲避暑の家

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小泉八雲が夏に過ごした海辺の家。

1階に通り土間を備えた典型的な町家造りの家。

駄菓子屋になっています。

14:00 呉服座

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大阪府の川岸にあった芝居小屋。

木造2階建ての杉皮葺きの江戸時代から続く伝統建築。

明治期の歌舞伎や落語、政治演説の舞台にも使われていたとか。

重要文化財に指定されています。

14:10 聖ザビエル天主堂

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16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念し、建てられたカトリック教会堂です。

京都・河原町三条で布教の拠点となった白亜の教会は中はとても厳正でありながら幻想的。

14:25 小那沙美島燈台・隅田川新大橋・内閣文庫

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遠くからまとめて見ると、タイムスリップしたような気分になります。

ひとつひとつの建物をじっくり見なくても、こうして遠くからまとめてみることで違う楽しみ方もできます。

犬山の自然がナイス借景!

14:30 金沢監獄中央看守所・監房

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おしゃれな小学校かと思ったら監獄でした!

中央看守所と独居房として使用された監房の一部分が移築されていて、独房体験も出来ますよ。

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お腹すいた!

14:45 食道楽のコロツケー

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明治時代にベストセラーとなった小説「食道楽」に登場する昔ながらのコロッケを再現。

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おいしい!

15:00 帝国ホテル中央玄関

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20世紀の建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計された、旧帝国ホテルの中央玄関部。

「明治村」と言えばここ!ですが、建設は大正12年。

明治時代の建物ではないんですね。

とても華やかさで、ライト独自の世界観が味わえます。

15:15 帝国ホテル喫茶室

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帝国ホテル中央玄関の中にある喫茶室。

お値段はホテル価格ではないのが良心的。

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15:30 SL東京駅

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実際に乗車することができる国内最古の蒸気機関車・客車。

平日なので運行していませんが、とりあえず来てみました。

駅には土産物屋があります。

15:35 川崎銀行本店

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日本橋のシンボルとして愛された銀行建築は、「明治村」の高台に移築され、展望台として愛されています。

15:45 大明寺聖パウロ教会堂

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長崎の伊王島に建設されたカトリック教会堂。

木造平屋建ての入母屋造りですが、内部は後期ゴシック様式。

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外観と内観のギャップも楽しめます。

15:55 隅田川新大橋

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先程遠くから見た隅田川新大橋を近くで見学。

隅田川新大橋は、隅田川を挟んで当時の日本橋区浜町から深川区安宅町間へ架かっていた鉄橋「新大橋」の一部です。

明治村に移築されているのは、日本橋区浜町側に架かっていた約23mの部分。

ここから歩いて二丁目へ。

16:00 東松家住宅

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名古屋市の中心部、堀川の近くにあった3階建ての町家。

建物の間口は4間、奥行きは8間半。(約7.27m×約15.4m)

間口が狭く奥行きの深い造りは、典型的な町家建築ですが、何度も増改築を繰り返してこの形になったそうです。

重要文化財に指定されています。

16:05 札幌電話交換局

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高価な交換機を火災から守るために地元の石を用いて作られた電話交換局。

重厚な外観ですが、内部の床や間仕切り壁は木造。

この西欧風の石造建築、どうみてもレストラン。

ああ、お腹が空いた!

と思ったら目の前に食道楽のカレーぱんの店がありました。

16:10 食道楽のカレーぱんの店

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明治時代小説「食道楽」のレシピを元に創作した人気の「カレーぱん」。

すぐ近くにバス停があるので、カレーぱんを食べながら村営バスが来るのを待ちます。

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バスに乗って一丁目に移動。

16:15 鉄道局新橋工場

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東京汐留の新橋停車場構内に東京鉄道局が建てた工場施設の一つ。

中には御料車(天皇・皇后・皇太后・皇太子のための特別な車輌)が展示されています。

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16:20 三重県尋常師範学校・蔵持小学校

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外壁は玄関部が漆喰塗り、教室部分は下見板張り。

玄関にはアーケード、2階にはベランダが設けられています。

木造2階建ての桟瓦葺きだけど、教室の窓は洋風で、和洋折衷の意匠がおしゃれすぎる小学校ですね。

16:30 三重県庁舎

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現存する最古の県庁舎はとっても洋風!

重要文化財に指定されています。

神殿みたいに列柱が続くベランダは県庁舎に見えない。

ドアや窓も半円アーチや円弧アーチの形が取り入れられていて、洋風の要素満載。

わたしが行った4月は絶賛修理工事中!

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重要文化財の修理は大変ですよね。

格式に応じて意匠を凝らした室内も見どころ。

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知事室でまったりしちゃった!

16:45 「明治村」を出発

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まとめ

11:51「明治村」に到着

12:00 聖ヨハネ教会堂

12:15 西郷從道邸

12:20 森鷗外・夏目漱石住宅

12:30 市電京都七条駅

12:35 西園寺公望別邸「坐漁荘」

12:40 品川燈台

12:50 宗教大学車寄

13:00 食道楽のカフェ(あんパン)

13:15 日本赤十字社中央病院病棟

13:30 尾西鉄道蒸気機関車1号

13:30 六郷川鉄橋

13:40 宇治山田郵便局舎

13:50 本郷喜之床

13:55 小泉八雲避暑の家

14:00 呉服座

14:10 聖ザビエル天主堂

14:25 小那沙美島燈台・隅田川新大橋・内閣文庫

14:30 金沢監獄中央看守所・監房

14:45 食道楽のコロツケー(コロッケ)

15:00 帝国ホテル中央玄関

15:15 帝国ホテル喫茶室(コーヒー)

15:00 SL東京駅

15:35 川崎銀行本店

15:45 大明寺聖パウロ教会堂

15:55 隅田川新大橋

16:00 東松家住宅

16:05 札幌電話交換局

16:10 食道楽のカレーぱんの店(カレーぱん)

16:15 鉄道局新橋工場

16:20 三重県尋常師範学校・蔵持小学校

16:30 三重県庁舎

16:45 「明治村」を出発

最後に

わたしは、このような回り方をしましたが、

重要文化財だけ見る

一丁目だけじっくり見る

グルメだけ楽しむ

など、人それぞれの楽しみ方があると思います。

1回ですべての建造物を見るのは不可能なので、何度でも来たくなるのが「明治村」。

また、四季折々、異なる景色も楽しめます。

ちなみにわたしはもう5回くらい来てるかな。

それでも全く飽きないし、まだまだ行く気満々です!

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春休みのお出かけにおすすめです!

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マンモス団地「八潮パークタウン」の全国47都道府県石段

おつかれさまです。

今日は、

ユニークでハートフルな石段

を発見したので紹介します!

その石段がこちら↓

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この石段なんと、全国47都道府県の石で作られているんです!

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なんともユニーク!

この石段があるのは東京都品川区にある

「八潮パークタウン」

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約一万人が暮らすマンモス団地です。

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この石段は全国各地から八潮パークタウンに移り住んで来た人が身近に故郷を感じられるように作られたとか。

なんかハートフルじゃん!

源頼朝など、歴史上の偉人のお墓にも使われている神奈川県のほんこまつ(本小松)

深い青みがかった色が印象的な福島県のさめかわいし(鮫川石)

金沢城の石垣として使われている石川県のとむろいし(戸室石)

何に使われている石なのか、気にしてみると面白い。

価値の高い鑑賞石として有名な京都府のかもがわいし(加茂川石)

“べにがも”ってなんだ?

調べてみたら、加茂川石の中で市ノ瀬で取れるものを紅加茂(べにがも)と呼ぶそうで、名前の通り紅い。

“まぐろ”って、なんだろう???

まぐろの刺し身っぽい色だから???

おしえて〜おじいさん〜♪

石について詳しくないけど、なんだか楽しい!

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石段は北海道の石から登る石段沖縄の石から登る石段の2箇所。

「八潮パークタウン」内の小高い丘にあります。

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丘があるのは団地の南側。(印)

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団地周辺はウォーキングコースとしてたまに利用するのですが、団地の中に入ったのは初めて。

本当にマンモス団地でビックリ!

「迷路みたい」なんて表現をする人もいますが、建物の棟数は多いし道がクネクネしていて、迷子になりました。

もうすぐ桜の季節。

あまり知られていませんが、「八潮パークタウン」周辺は桜がとてもきれいなんです。

2023年4月1日撮影↓

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団地を囲う「大井ふ頭緑道公園」。

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団地の目の前は「京浜運河」。

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京浜運河にかかる「かもめ橋」。

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今は、運河沿いに菜の花が咲いています。

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「大井競馬場前駅」の「勝島橋」から見た景色。

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桜の季節が来るとこうなりますよ↓

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