平日腰掛けOLのメモ帳

腰掛けOLが仕事の合間に楽しむブログです。(平日更新)

「大森 海苔のふるさと館」がスゴい!!!

おつかれさまです。

今日は、

ノリノリで海苔の名所

「大森 海苔のふるさと館」

を紹介しちゃいます!

何がスゴいって

展示のクオリティがスゴい!

目の前の景色ががスゴい!

入館料無料だけど、退屈しない資料館なのです。

HPには掲載されていないオススメルートもメモしておきます!

※情報量が多めなので、目次を利用してください。

大森 海苔のふるさと館

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「大森 海苔のふるさと館」とは

平成20(2008)年、“海苔文化発祥の地”と称される東京都大田区大森に開館した資料館。

海苔の養殖・採取・加工に使う用具、仕事着、海苔船および船用具など、海苔に関わる資料が約150点の展示されています。

その中には、国指定の重要有形民俗文化財も含まれているそうです。

無料だし、期待せずに入館したのですが、

展示のクオリティがスゴい!

この類の資料館は、パネル展示が多めだったり、少し退屈な印象ですが、「大森 海苔のふるさと館」は違う!!!

1階

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まず目に入ってくるのが船の展示。

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手前に展示されている「ちゅうべか」は、大型の海苔船が普及する前の運搬船。

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この「ちゅうべか」は、地元の船大工によって復元されたもの。

真ん中に展示されているのは、海苔場が遠い沖へと広がって海苔専用として造船されるようになった「海苔船」。

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大森の海苔船として現存する最後の一艘なんだそうです!

奥に展示されているのが、海苔の摘み取りに使われていた一人乗り用の「べかぶね」。

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スクリーンの映像もずっと見ていられるくらい楽しい。

こちらは、昭和30年頃の付け場を再現再現した展示。

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ここで、水に溶いた海苔を流し入れて簀に付ける作業をしていたそうです。

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中の造りも細かい!

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2階

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展示室へようこそ!

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海苔の養殖用具、採取用具、加工用具、仕事着が展示されています!

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海苔づくりの1年と道具が分かりやすく展示されています。

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わたしの1年は椅子に腰掛けているだけですよ。

申し訳ない。

どんな道具を使って、どのような作業がされていたのが分かりやすく展示・解説。

1.夏から秋の準備作業

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2.冬の海苔採り

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3.冬の海苔の加工

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4.海苔の流通と保管

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↓縮尺1/5の「荷足船」(にだりぶね)。

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多摩川河口の羽田を主な拠点にして、東京湾内を航行していた輸送船です。

用途によって「茶船 」「砂利船」と呼ばれることもあったそうです。

模型の製作は、大森の貴船堀の船大工だった小島延喜氏によるものだそうです。

見る価値あり!

作業工程を説明するための模型が可愛すぎる!


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これもなかなかのクオリティですよ。

この他にも、たくさんの貴重な展示がありました!

これで入館料無料とは…

300円くらいとっても良いと思うんだけど。

テラス

3階のテラスに行ってみましょう!

ちょっと待って!

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スルーせずにはいられない!

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ノリノリで大森海苔親善大使を引き受けたと思われる鈴木雅之さん。

では、テラスに出てみましょう!

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テラスの手前には展望室があり、椅子と自販機もあり、休憩できますよ!

(撮影してません)

景色ががスゴい!

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↑これは南側の風景

↓これは北側の風景

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梅田スカイビルや京都駅ビル、札幌ドームなどを設計したことで知られている原広司設計の巨大軍艦のようなビルが見えますよ。

www.koshikakeol.com

その横(左)に生い茂っているのは“オヤジ達の楽園”「平和の森公園」。

www.koshikakeol.com

羽田空港も近いので、東京の新名所になりそうな予感。

オリジナル商品・お土産

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海苔づくりも体験できるそうです!

アクセス

駅からのアクセスが少々不便。

HPには

京急「平和島駅」から徒歩15分

東京モノレール「流通センター駅」から徒歩15分

JR「大森駅」から平和島循環バス(バス所要時間約25分)で「平和島五丁目」下車徒歩3分

と、記載されていますが、わたしは東京モノレール「昭和島駅」から行きました!

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地図で見ると、東京モノレール「昭和島駅」も近いんです!

徒歩15分前後。

この施設に限らずですが、HPに記載されている「交通アクセス」って、実は他にも良いルートがあるのに!ということがありますよね。

「昭和島駅」を利用するルートがおすすめの理由は、

↓この景色!

大森ふるさとの浜辺公園

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「大森ふるさとの浜辺公園」とは

人工海浜や人工干潟などが備えられ、磯遊びや水遊びができる人工海浜。

この公園は、大田区内を流れている内川の河口部分を埋め立てて作られました。

「昭和島駅」から「大森 海苔のふるさと館」へ行くルートだと、この景色が楽しめます!

鳥にも人気!

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浜辺での海苔生育していますね。

この時期は、昔海苔網と竹ヒビが見られます。

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「大森 海苔のふるさと館」の2階の展示にあった『海苔づくりの1年』を見てからこの景色を見るのも良いかもしれません。

それにしても、水が綺麗!!!

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海の向こうに町工場や倉庫街。

大田区ならではの景色が広がります。

お台場のキラキラした人工海浜とは違って、人の汗水がキラキラ光る人工海浜です。

「昭和島駅」から「大森 海苔のふるさと館」まで

「昭和島駅」から「大森 海苔のふるさと館」までのルートは、橋を3つ渡ります。

少し分かりづらいけど、海沿いを歩いていけば大丈夫!

「大森ふるさとの浜辺公園」側から見る「大森 海苔のふるさと館」

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「大森 海苔のふるさと館」(テラス)から見る「大森ふるさとの浜辺公園」

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東京には、天王洲アイルやお台場、豊洲など、たくさんのウォーターフロントがあるけど、ここは、江戸のの歴史を感じる新しいタイプのウォーターフロントですね。

東京のチャラくないウォーターフロント、すごく新鮮でした!

季節の花も楽しめる!

「大森 海苔のふるさと館」の前も「大森ふるさとの浜辺公園」の一部。

公園内には、

パンジーとか、

梅とか、

桜も植えられていて、季節の草木を楽しめます。


立ち寄りたいグルメスポット

京急「平和島駅」を利用する場合

京急「平和島駅」を利用する場合、立ち寄りたいのが

餅甚

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享保元年(1715年)創業の老舗和菓子店です。

丸山桂里奈さんの行きつけで、大谷翔平選手のサインも飾られている(ご両親が来店したらしい)老舗和菓子店。

名物は『あべ川餅』。

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クレセント&モーリー 

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三浦春馬さんの遺作でもあるドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」の撮影場所に使われていたそうです。

三日月型のあんぱんが有名。

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JR「大森駅」を利用する場合

JR「大森駅」を利用する場合、立ち寄りたいのが

和とBAR 月の小路

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コスパ最強寿司ランチで大満足!

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珈琲亭ルアン

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デザートにボリウムたっぷり高級生ケーキ!

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※ちなみに、「昭和島駅」か周辺は美しい景色以外、何もありませんでした!

近くのオススメ施設

しながわ区民公園

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最寄り駅は、京急「大森海岸駅」(「平和島駅」のとなり)

海苔のふるさと館からも歩いていけます。(約2km、25分前後)

羽田イノベーションシティ

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最寄り駅は、東京モノレール「天空橋駅」(「昭和島駅」の2つとなり)

「大森 海苔のふるさと館」周辺だけで、一日遊べちゃうね!

施設概要

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大森 海苔のふるさと館

所在地 :〒143-0005 東京都大田区平和の森公園2−2

開館時間:午前9時〜午後5時まで (6月~8月は午後7時まで)

電話番号:03-5471-0333

休館日 :第3月曜日(祝日の場合は翌日休館)・ 年末年始

※その他、臨時休館あり

入館料 :無料

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海苔といえばこれ!

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今週もおつかれさまでした。

楽しい週末をおすごしください!