おつかれさまです。
小出しに「明治村」の建造物を紹介しています。
今日は、
六郷川鉄橋を紹介します。
『六郷川鉄橋』は、明治10年(1877)に東京都蒲田・神奈川県川崎間に建設された日本最初の複線用鉄橋。
当時6連で構成されていたうちの1連が「明治村」に移設復原されています。
トラス桁は、桁長約30m、桁高約3m、幅員7.5m。
設計は、英人土木技師のボイル(Boyle.R.V)。
英国リバプールのハミルトンズ・ウインザー・アイアンワークス社が製作し、輸入されたことを示す銘板もあります。
昭和40年に役目を終えた後に解体され、昭和63年(1988)に「明治村」に移築されました。
背後に入鹿池が見えます。
当時は多摩川が見えたんですよね。
移築する場所に、建造物への配慮を感じます。
それにしてもすごい迫力!!!
こんな近くで鉄橋を見ることなんてないですよね。
鉄橋の手前には、アメリカのブルックス社から購入した機関車『尾西鉄道蒸気機関車1号』。
中ものぞけます。
となりにあるのはソメイヨシノの木。
昨年の4月の始めに行ったので、ちょうど散った後でした…
だけど、ソメイヨシノが散った後は、八重桜は見頃に!
写真はすべて2023年4月11日撮影です。
「明治村」にはさまざまな品種の桜が植えられていて、3月下旬から約1ヶ月にわたり、次々と花を咲かせます。
だからソメイヨシノが散ってもこんなに美しい風景を見ることが出来ます。
↑これは山形県天童市の倉津川に架けられていたた『天童眼鏡橋』(明治20年建設)。
個人的には八重桜がピークを迎える4月上旬が好き。
空いているし、人が少ないほうが明治時代に没入出来る気がします。
今年は桜の開花が遅かったので、4月中旬頃でもきれいかもしれません。
↑これは隅田川に架かっていた『隅田川新大橋』(明治45年建設)。
八重桜ごしに見る歴史的建造物はどれも素敵です。
音楽も映像もない。
歩いているだけで“没入体験”出来る「明治村」、おすすめです!
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