おつかれさまです。
愛知県犬山市にある博物館『明治村』へ。
『明治村』は、明治時代の建造物を移築して公開している野外博物館・テーマパーク。
この赤煉瓦と白御影石のコントラストが素敵な正門は、明治42年に「第八高等学校正門」として建設されたものです。
村内各所には、さまざまな品種の桜が植えられていて、4月中旬になると八重桜が見頃を迎えます。
ということで、
全国旅行支援を利用して、明治時代にタイムトラベル!
まずは、重要文化財に指定されている「聖ヨハネ教会堂」へ。
「聖ヨハネ教会堂」は、日本聖公会京都五条教会堂として明治40年に建設された教会堂です。
重要文化財と八重桜を一緒に楽しめるなんて贅沢!
明治23年に建設された「日本赤十字社中央病院病棟」の前の八重桜も満開!
東京広尾の日本赤十字社病院の敷地内に建っていた分棟式の木造病棟の一部を移築。
設計は、赤坂離宮などを手がけた片山東熊。
『明治村』は、入鹿池に接しているのでこんな絶景が望めます!
モクレンも咲き始めています。
入鹿池は人工の農業用ため池で、農林水産省の「ため池百選」に選定されているそうです。
「ため池百選」なんてあるんだ!
続いて、明治10年に建設された「六郷川鉄橋」付近の八重桜。
その奥に見えるのは、明治30年に製造された「尾西鉄道蒸気機関車1号」。
アメリカのブルックス社から購入した機関車です。
この機関車付近にあるのはソメイヨシノで、すっかり葉桜。
『明治村』は、1〜5丁目まであり、八重桜が一番美しいのが五丁目。
八重桜のトンネル!
こんなに見頃なのに、平日の『明治村』は人が少なくて最高!
山に囲まれていて、ビルも見えない。
本当に明治時代に来ちゃった気分になれる。
五丁目の中でも池の周りの八重桜が見事。
この池の周りには、素敵な建造物もいっぱい。
これは、明治37年に建設された「小那沙美島燈台」。
左奥に見えるのは、明治40年に建設された「金沢監獄中央看守所・監房」。
池にかかる石造のアーチ橋は、明治20年に建設された「天童眼鏡橋」。
山形県天童市の倉津川に架けられていたものです。
奥に見えるのは、明治23年に建設された「聖ザビエル天主堂」。
ゴシック様式の空間が素晴らしい教会です。
池を挟んで「聖ザビエル天主堂」の反対側に見えるのが「川崎銀行本店」。
日本橋のシンボルとして愛された銀行建築ですが、これは昭和2年に建設されたもの。
村内には、明治時代以外の建物もちらほら…
『明治村』の中でも有名な「帝国ホテル中央玄関」も大正時代の建物です。
『明治村』には、建造物の他に明治時代の貴重な資料や乗り物、グルメもあります。
全部紹介出来ないのが残念…
なにしろ『明治村』の広さは約100万㎡!
東京ドーム約21個分!!!
敷地内には60以上の建造物があるんです。
ということで、今回、記事にした建物はほんの一部ですが、『明治村』の魅力が伝われば幸いです。
『明治村』では、「いいじゃん、あいち旅キャンペーン」で発行される地域クーポン「いいじゃんクーポン」が利用出来ます。
対象店舗:入村窓口(正門・北口)
対象商品:入村券、のりもの券、キャッシュクーポン(村内利用券)
これから春の草花で賑わう『明治村』おすすめです!
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今週もお疲れさまでした。
楽しい週末をお過ごしください!