おつかれさまです!
本日3月18日 は、
明治村開村記念日!
1965年に誕生してからもう59年!
来年は60周年なんですね。
ということで、
東京ドーム約21個分!
広大な敷地面積の中に国の重要文化財11件をはじめとする
60以上の建造物が保存展示
されている
「明治村」を5時間で満喫する周遊コース
をメモしておきます。
- 「明治村」とは
- 品川駅〜明治村まで
- 11:51「明治村」に到着
- 12:00 聖ヨハネ教会堂
- 12:15 西郷從道邸
- 12:20 森鷗外・夏目漱石住宅
- 12:30 市電京都七条駅
- 12:35 西園寺公望別邸「坐漁荘」
- 12:40 品川燈台
- 12:50 宗教大学車寄
- 13:00 食道楽のカフェ
- 13:15 日本赤十字社中央病院病棟
- 13:30 尾西鉄道蒸気機関車1号
- 13:30 六郷川鉄橋
- 13:40 宇治山田郵便局舎
- 13:50 本郷喜之床
- 13:55 小泉八雲避暑の家
- 14:00 呉服座
- 14:10 聖ザビエル天主堂
- 14:25 小那沙美島燈台・隅田川新大橋・内閣文庫
- 14:30 金沢監獄中央看守所・監房
- 14:45 食道楽のコロツケー
- 15:00 帝国ホテル中央玄関
- 15:15 帝国ホテル喫茶室
- 15:30 SL東京駅
- 15:35 川崎銀行本店
- 15:45 大明寺聖パウロ教会堂
- 15:55 隅田川新大橋
- 16:00 東松家住宅
- 16:05 札幌電話交換局
- 16:10 食道楽のカレーぱんの店
- 16:15 鉄道局新橋工場
- 16:20 三重県尋常師範学校・蔵持小学校
- 16:30 三重県庁舎
- 16:45 「明治村」を出発
- まとめ
- 最後に
「明治村」とは
「明治村」は、明治時代の建造物等を移築して保存・展示する野外博物館です。
国の重要文化財や有形登録文化財に登録された明治時代の名建築のほに、SLなどの乗り物体験、グルメも楽しめます!
広すぎる!
「明治村」の敷地面積は約100万㎡!
なんと、
東京ドーム約21個分!
広大な敷地面積の中に60以上の建造物が保存・展示されているので、一日で全ての建造物を見学するのは時間的に不可能!
効率よく周るポイント
一日では周りきれない広さだけど、建造物の中を見学しなくても、外観だけでも見る価値はあるし、複数の建造物をひとつの風景として見ることも出来るので、5時間でも楽しむことも可能!
また、村内には、明治時代に製造された蒸気機関車(SL)や京都市電、村営バスが走行しているので、乗り物を上手く利用すれば効率よく回ることが出来ます。
音声ガイドによる案内付きの村営バスも便利です。
※蒸気機関車(SL)は平日運休なのでご注意ください。
また、「明治村」は南北に細長いので、奥から見てまわれば、時間を計算しながら戻ってくることが出来ます。
品川駅〜明治村まで
「品川駅」から8:55の新幹線に乗り、10:25に「名古屋駅」に到着。
「名古屋駅」から名鉄犬山線に乗り、11:15分頃「犬山駅」に到着。
「犬山駅」から11:30発のバスに乗り、11:51「明治村」に到着!
16:45発の「犬山駅」行きのバスに乗るまでの約5時間で「明治村」を満喫!
※時間は“だいたい”です。
11:51「明治村」に到着
門をくぐればそこは、もう、明治時代!!!
まずは、明治村の中で最も南に位置する1丁目から。
12:00 聖ヨハネ教会堂
日本聖公会京都五条教会堂として京都に建設された教会堂。
これが寺だらけの京都にあったとは…
重要文化財に指定されています。
12:15 西郷從道邸
西郷従道(西郷隆盛の弟)が建てた住宅の一部で、接客用に設けられた洋館。
明治初期の貴重な洋館建築の一つとして、重要文化財に指定されています。
12:20 森鷗外・夏目漱石住宅
森鷗外と夏目漱石が住み、数々の名作を生んだ住宅です。
明治23年から1年余り森鷗外が借家し、明治36年から39年までは夏目漱石が借家。
夏目漱石の『吾輩は猫である』の文中に描写されているのは、この和風住宅です。
それにしても、明治の文豪が相次いで借家するなんで、そんなことあるんですね。
12:30 市電京都七条駅
乗車できる国内最古の路面電車です。
「明治村」の2丁目・3丁目・4丁目にある3つの駅を結んでいます。
日本で初めて鉄道が開通したのは新橋〜横浜間ですが、日本で初めて路面電車が開通したのは京都なんですね。
乗りたいけど、時間がないので歩いて3丁目に向かいます。
12:35 西園寺公望別邸「坐漁荘」
明治の元老西園寺公望(1849-1940)の別邸として静岡県興津に建てられた総数寄屋造りの邸宅です。
なんと言えない歴史の風格が漂っています。
目の前の庭園は、住友家御用達の庭師によるものだそうです。
重要文化財に指定されています。
12:40 品川燈台
品川燈台は神奈川県の観音崎、千葉県の野島崎につぎ点灯された灯台。
フランス人技師による設計で金属部などはフランスから輸入しています。
観音崎、野島崎燈台は関東大震災により倒壊。
この灯台が、現存するわが国最古の洋式灯台になり、重要文化財に指定されています。
12:50 宗教大学車寄
巣鴨に新築された私立宗教大学(現 大正大学)本館の正面に設けられた車寄部分。
ここから眺める入鹿池がヨーロッパぽくて好き。
お腹すいた!
13:00 食道楽のカフェ
「文明開化のあんパン」を購入。
13:00に数量限定販売。
13:15 日本赤十字社中央病院病棟
東京都渋谷区広尾の日本赤十字社病院の敷地内に建っていた木造病棟の一部。
設計は、赤坂離宮などを手がけた宮内省技師・片山東熊。
冷たい感じの病棟を少しでも暖かく感じられるように、細部まで凝らした意匠が見どころ。
八重桜の時期に行くと↓こんなに素敵な景色を見ることが出来ます。
13:30 尾西鉄道蒸気機関車1号
明治29年にアメリカのブルックス社から購入した機関車。
すぐ近くには、日本最初の鉄道複線用鉄橋。
13:30 六郷川鉄橋
明治5年に日本で鉄道が開業した当時は、新橋-横浜間に架かる22の橋は全て木橋でした。
その後、鉄橋への架け替えが進められ、明治10年に六郷川鉄橋を建設。
日本初の複線用鉄橋となりました。
昭和40年に役目を終え、本橋部のトラス1連だけを明治村に移築。
13:40 宇治山田郵便局舎
伊勢神宮外宮前に建てられた郵便局。
木造平屋建ての銅板葺きで、現存する最大の木造郵便局舎で、重要文化財に指定されています。
中に入ると、窓口業務用のカウンター、郵便物の発着口、電話交換室など、当時の郵便局機能をを見ることができます。
ここで手紙を書いて出すと、10年後に届けてくれます。
元彼と一緒に来たときに買いた手紙が別れた後に届いて…“はあとふる”なんてもんじゃない。
なんかね、ま、いろいろありますよ。
13:50 本郷喜之床
東京・文京区本郷にあった理髪店。
「喜之床」は屋号です。
二階にいるのは、歌人石川啄木。
この建物の2階を明治42年から間借りしていたんだとか。
13:55 小泉八雲避暑の家
小泉八雲が夏に過ごした海辺の家。
1階に通り土間を備えた典型的な町家造りの家。
駄菓子屋になっています。
14:00 呉服座
大阪府の川岸にあった芝居小屋。
木造2階建ての杉皮葺きの江戸時代から続く伝統建築。
明治期の歌舞伎や落語、政治演説の舞台にも使われていたとか。
重要文化財に指定されています。
14:10 聖ザビエル天主堂
16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念し、建てられたカトリック教会堂です。
京都・河原町三条で布教の拠点となった白亜の教会は中はとても厳正でありながら幻想的。
14:25 小那沙美島燈台・隅田川新大橋・内閣文庫
遠くからまとめて見ると、タイムスリップしたような気分になります。
ひとつひとつの建物をじっくり見なくても、こうして遠くからまとめてみることで違う楽しみ方もできます。
犬山の自然がナイス借景!
14:30 金沢監獄中央看守所・監房
おしゃれな小学校かと思ったら監獄でした!
中央看守所と独居房として使用された監房の一部分が移築されていて、独房体験も出来ますよ。
お腹すいた!
14:45 食道楽のコロツケー
明治時代にベストセラーとなった小説「食道楽」に登場する昔ながらのコロッケを再現。
おいしい!
15:00 帝国ホテル中央玄関
20世紀の建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計された、旧帝国ホテルの中央玄関部。
「明治村」と言えばここ!ですが、建設は大正12年。
明治時代の建物ではないんですね。
とても華やかさで、ライト独自の世界観が味わえます。
15:15 帝国ホテル喫茶室
帝国ホテル中央玄関の中にある喫茶室。
お値段はホテル価格ではないのが良心的。
15:30 SL東京駅
実際に乗車することができる国内最古の蒸気機関車・客車。
平日なので運行していませんが、とりあえず来てみました。
駅には土産物屋があります。
15:35 川崎銀行本店
日本橋のシンボルとして愛された銀行建築は、「明治村」の高台に移築され、展望台として愛されています。
15:45 大明寺聖パウロ教会堂
長崎の伊王島に建設されたカトリック教会堂。
木造平屋建ての入母屋造りですが、内部は後期ゴシック様式。
外観と内観のギャップも楽しめます。
15:55 隅田川新大橋
先程遠くから見た隅田川新大橋を近くで見学。
隅田川新大橋は、隅田川を挟んで当時の日本橋区浜町から深川区安宅町間へ架かっていた鉄橋「新大橋」の一部です。
明治村に移築されているのは、日本橋区浜町側に架かっていた約23mの部分。
ここから歩いて二丁目へ。
16:00 東松家住宅
名古屋市の中心部、堀川の近くにあった3階建ての町家。
建物の間口は4間、奥行きは8間半。(約7.27m×約15.4m)
間口が狭く奥行きの深い造りは、典型的な町家建築ですが、何度も増改築を繰り返してこの形になったそうです。
重要文化財に指定されています。
16:05 札幌電話交換局
高価な交換機を火災から守るために地元の石を用いて作られた電話交換局。
重厚な外観ですが、内部の床や間仕切り壁は木造。
この西欧風の石造建築、どうみてもレストラン。
ああ、お腹が空いた!
と思ったら目の前に食道楽のカレーぱんの店がありました。
16:10 食道楽のカレーぱんの店
明治時代小説「食道楽」のレシピを元に創作した人気の「カレーぱん」。
すぐ近くにバス停があるので、カレーぱんを食べながら村営バスが来るのを待ちます。
バスに乗って一丁目に移動。
16:15 鉄道局新橋工場
東京汐留の新橋停車場構内に東京鉄道局が建てた工場施設の一つ。
中には御料車(天皇・皇后・皇太后・皇太子のための特別な車輌)が展示されています。
16:20 三重県尋常師範学校・蔵持小学校
外壁は玄関部が漆喰塗り、教室部分は下見板張り。
玄関にはアーケード、2階にはベランダが設けられています。
木造2階建ての桟瓦葺きだけど、教室の窓は洋風で、和洋折衷の意匠がおしゃれすぎる小学校ですね。
16:30 三重県庁舎
現存する最古の県庁舎はとっても洋風!
重要文化財に指定されています。
神殿みたいに列柱が続くベランダは県庁舎に見えない。
ドアや窓も半円アーチや円弧アーチの形が取り入れられていて、洋風の要素満載。
わたしが行った4月は絶賛修理工事中!
重要文化財の修理は大変ですよね。
格式に応じて意匠を凝らした室内も見どころ。
知事室でまったりしちゃった!
16:45 「明治村」を出発
まとめ
11:51「明治村」に到着
12:00 聖ヨハネ教会堂
12:15 西郷從道邸
12:20 森鷗外・夏目漱石住宅
12:30 市電京都七条駅
12:35 西園寺公望別邸「坐漁荘」
12:40 品川燈台
12:50 宗教大学車寄
13:00 食道楽のカフェ(あんパン)
13:15 日本赤十字社中央病院病棟
13:30 尾西鉄道蒸気機関車1号
13:30 六郷川鉄橋
13:40 宇治山田郵便局舎
13:50 本郷喜之床
13:55 小泉八雲避暑の家
14:00 呉服座
14:10 聖ザビエル天主堂
14:25 小那沙美島燈台・隅田川新大橋・内閣文庫
14:30 金沢監獄中央看守所・監房
14:45 食道楽のコロツケー(コロッケ)
15:00 帝国ホテル中央玄関
15:15 帝国ホテル喫茶室(コーヒー)
15:00 SL東京駅
15:35 川崎銀行本店
15:45 大明寺聖パウロ教会堂
15:55 隅田川新大橋
16:00 東松家住宅
16:05 札幌電話交換局
16:10 食道楽のカレーぱんの店(カレーぱん)
16:15 鉄道局新橋工場
16:20 三重県尋常師範学校・蔵持小学校
16:30 三重県庁舎
16:45 「明治村」を出発
最後に
わたしは、このような回り方をしましたが、
重要文化財だけ見る
一丁目だけじっくり見る
グルメだけ楽しむ
など、人それぞれの楽しみ方があると思います。
1回ですべての建造物を見るのは不可能なので、何度でも来たくなるのが「明治村」。
また、四季折々、異なる景色も楽しめます。
ちなみにわたしはもう5回くらい来てるかな。
それでも全く飽きないし、まだまだ行く気満々です!
春休みのお出かけにおすすめです!
ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!