おつかれさまです。
今週は、滋賀県有数の桜の名所「三井寺」に行って来ました!
今年は開花が遅かったこともあり、まだ桜を楽しめそうです!
「三井寺」とは
「三井寺(みいでら)」という名で親しまれていますが、正式名称は「園城寺(おんじょうじ)」。
琵琶湖の南西にあり、電車だと京都駅から30分かかりません。
広大な境内には歴史的な建造物が点在していて見どころ満載!
所要時間は2時間程度みてもよさそうな広さです。
カフェやお食事処もあるので、その時間も含めたら2時間だと足りないかもしれません。(わたしは時間が足りませんでした!)
映画『るろうに剣心』クランクインの地としても有名ですが、紫式部にゆかりの深い寺でもあります。
紫式部ゆかりの寺
「三井寺」は、紫式部の父・藤原為時が晩年に出家した寺としても知られています。
(諸説ありますが)藤原為時は、紫式部が亡くなった2年後にこの寺で出家したと言われています。
それを思ってここに立っていると、少しせつない…
また、紫式部の叔父が「三井寺」の僧侶だったこともあり、紫式部にとてもゆかりの深いお寺なのです。
「三井寺」の桜の様子
「三井寺」の境内にはソメイヨシノを中心に約1300本の桜があります!
わたしが行ったのは、開花日から10日ほど経った4月9日。
前日の花散らしの雨にも負けず、ソメイヨシノはまだもっていました。
場所によっては散り始めているけど、これはこれできれい。
重要文化財の毘沙門堂の前は雪が積もったみたいに!
花曇りも悪くないな、と思わせる光景。
枝垂れ桜は満開。
濃いピンクのミツバツツジもきれいでした。
5分間の貸切拝観
「三井寺」の春の名物(?)と言えば…
『観月舞台の5分間貸切拝観』
境内にある観月舞台の床は鏡のようにピカピカ。
その床に桜が映り込んでこんなことに!
この風景を5分間貸切に出来るんです!
瑠璃光院のテーブルのように、風景が床にリフレクションして“映え”を撮影し放題!
もちろん、完全予約制!
昼の部は、8:30−16:30。
夜の部は、 18:00−21:30。
1組最大6名様まで。
料金は、1組2,500円(別途入山料が必要です。)
ま、正直、インスタの「いいね」欲しさに撮影しただけの写真はどうでもいいね!
そこまでしなくても桜はじゅうぶん楽しめますよ!
「三井寺」からの景色
観月舞台の横からはこんなに素敵な景色を望むことが出来ます。
桜ごしに大津市の街並み。
展望台に登れば、琵琶湖も望めます。
手前左から、観音堂、手水舎、絵馬堂、その奥に観月舞台、左側に百体観音堂。
ああ、晴れた日に来たかった!
名前の由来
「三井寺」の名前の由来は、境内にある「閼伽井屋」内部の井泉。
この井泉が、天智天皇・天武天皇・持統天皇が誕生の際に産湯に用いられたことから、井泉は「御井」(みい)と呼ばれ、そこから「御井の寺」→「三井寺」となったとか。
また、この井泉を囲う「閼伽井屋」は、重要文化財に指定されています。
この他にも、「三井寺」には多くの文化財が残されているので、桜が咲いていなくても行く価値あり!
琵琶湖疏水の桜
三井寺駅から三井寺までの道のりを流れる琵琶湖疏水の両岸の桜並木もきれい!
桜の開花が遅れたことで、琵琶湖疏水のライトアップも延長されました!
花の中心が朱くなり散り際のサインを出しているけど、今週末まではもちそうです。
「三井寺」概要
【住所】
〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246
【電話】
077-522-2238
【入山料】
大人:600円
中学生:300円
小学生:200円
【拝観時間】
午前8時~午後5時(受付終了午後4時30分)
※年中無休
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今週もおつかれさまでした!
楽しい週末をおすごしください!