おつかれさまです。
東京・白金台にある八芳園の日本庭園では
早咲きの桜「河津桜」が2月初めに開花したとのこと。
そして、
「令和」の出典、『万葉集』にも歌われる「梅 」も見頃。
いつ行くか、今でしょ。
「どこから見ても美しい」事からその名がつけられた 「八芳園」は、
東京・白金台にある有名な結婚式場・レストラン。
江戸時代初期には、徳川家康の側臣の一人、
大久保彦左衛門の屋敷であったと言われています。


本館に向かって歩いていくと、木戸門の上には
河津桜ドーンッ!!!
2月初めに開花した河津桜が八分咲き。(写真は2月11日撮影)
2月10日時点で八芳園のHPには
例年通り開花した早咲きの桜「河津桜」ですが
開花は例年よりも急速に進んでいます。
先週から河津桜の特別ライトアップも始まりましたが
今週末には見ごろを迎えることとなりそうです。
とありましたよ。
八芳園の日本庭園は池を中心とした大規模な池泉回遊式庭園。


一般開放されていて、無料で自由に散策が出来ます。
この日は晴天。
「白梅」と「紅梅」が青空に映えてますね。


奈良時代、「お花見」と言えば「梅」だったんですよね。
「令和」の出典『万葉集』。
そこに収められているたくさんの歌の中で、
"梅"を詠んだ歌の数は、"桜"をテーマにした歌より、圧倒的に多いそうです。
歩いていると水の音…
滝がありました。


これは、
滝口を構成する水落石を重ねて、
二重三重と階段状に水が流れ落ちるようにした「重ね落ちの滝」。
この水落石の表面の形状や、立て方により水の落ち方が決まるそうです。
庭師の腕の見せ所、ですね。
それにしても、透明度が高く、水がきれい!!!
庭園内には数名のメンテナンススタッフが清掃、点検作業をしていました。
この方々のおかげで、素晴らしい庭園を維持出来るんですね。
おつかれさまです。
八芳園の日本庭園は四季の花が楽しめる都会のオアシス。
休日はデートに、平日は最高のおサボりスポットになりますね^_^
庭園内にはお休み処のような茅葺屋根の「あずまや」が4棟あります。
左が「六角亭」と右が「角亭」。


この他に、「丸亭」と、池の上に造られている「水亭」があります。
「角亭」の開口部から池を眺めると…


まるで、絵のようです。
また、池側から 「角亭」を眺めても絵になる。
「あずまや」は、
庭園内の景色の良いところを眺めるため場所でもあり、
逆に庭園の景観物でもあり、眺められる場所でもあるんですね。
休日も「あずまや」で腰を掛ける腰掛けOL。
日本庭園について、
もう少しお勉強してから見ると良いかも知れない。
西洋のモノって、事前に知識を入れなくても楽しめるモノが多いけど、
日本のモノって、歌舞伎や能など、
勉強してから見ると深く味わえるモノが多いように思います。
日本庭園もその一つ。
石の置き方、滝やあずまやの造り、全体の配置など、
ちゃんと意味があるんですよね。


園内には「河津桜」に加え、
「吉野桜」「八重桜」「しだれ桜」など約80本以上の桜があり、
これから様々な種類の桜が咲いていく様子が楽しめそうですよ。
園内では「河津桜ライトアップ」
和食レストランでは「河津桜会席」も開催しているみたい。
一足早い春を楽しめる八芳園の日本庭園、
超オススメです☆☆☆