おつかれさまです。
普段は非公開の池上本門寺奥庭『松濤園』が、年に一度の一般公開!
2024年は5月4日から5月7日までの4日間限定!
以下は2023年に行ったときの記事です。
記事の最後に、一般公開期間外(垣根の手前から)の見え方と交通アクセスも紹介しています。
「松涛園」は、東京都大田区にある池上本門寺の北側に位置する奥庭。
池を中心に回遊を楽しむ約4,000坪の池泉回遊式庭園です。
造園は、桂離宮を手がけた小堀遠州(こぼりえんしゅう)。
都内で、小堀遠州の庭が見られる場所は少ないのでは?
一般公開期間外は、南側にある垣根の手前までしか行くことが出来ません。
楽しみにしていた年に一度の一般公開!
では、回遊スタート!
「松濤園」と言えばこれ!
日本庭園の縁起物「亀島」。
亀、見えましたか?
ここまで見立てが分かりやすい亀島も珍しいのでは?
「亀島」が浮かぶ池の西側の小高い場所にあるのが、
茶室「松月亭」
見晴らしの良いあずまやです。
先客あり。
遠慮して下におりると、
「沢渡り」
水が流れていたのかな。
すり鉢状の園内は高低差があるので、足元注意!
南国は歳を重ねてからでも楽しめるけど、日本庭園は足腰が丈夫なうちに観ておいて方が良さそうだと感じます。
庭園の一番高いところにあるのが、
茶室「浄庵」
国賓などを接遇できる茶室です。
「西郷隆盛と勝海舟会見の碑」
東京都旧跡に指定されています。
茶室「根庵」
陶芸家大野鈍阿の住まいだったそうです。
茶室「鈍庵」
栗材を使った四畳中板の茶室。
茶人でもあった小堀遠州作庭の「松濤園」には4つの茶室が配置されています。
庭園の東側は、2つの茶室が並んでいて、町の風景のひとつに見えます。
「雅邦の筆塚」
明治美術界の重鎮である狩野派の画家、橋本雅邦の筆塚。
5月28日までの土曜、日曜、祝日に限り、池上本門寺の霊宝殿で、所蔵している狩野派の作品が一般公開されています。
「太鼓橋」
老朽化で渡れず...
「大燈篭」
キノコみたい!
可愛らしいけど、とにかく大きい!
池の北側に来ました。
手前にある「魚見岩」に立っています。
「魚見岩」から見る「亀島」。
こちらから見たほうが、亀に見えますよね。
亀の左にあるのは「舟石」。
「舟石」は、不老不死の仙人が住む蓬莱島に行くための船を表現した石。
日本庭園は、少しだけ知識を入れてから歩くとすごく楽しめます。
池の水際に小さな石を敷き詰めた「州浜」。
伝統的な日本庭園でよく見る池の水際を美しくみせるための手法です。
さらに東側に回ると「松濤園」のマスコット的存在「石の狸」。
かわいい!
そして、青もみじが気持ちいい!!!
一般公開期間外は垣根の手前までしか行くことが出来ませんが、垣根の手前からでもこれくらいの景色を観ることができます。
↓垣根の手前から撮影↓
「亀島」と「舟石」も確認できます。
人形町今半の池上本門寺店からもお庭を眺めることが出来ます。
最寄り駅は都営浅草線「西馬込駅」。
馬込文士村散策コース(青い点線)を歩いて行くと分かりやすいです。
HPには、
東急池上線「池上駅」下車徒歩10分
都営浅草線「西馬込駅」南口下車徒歩12分
とありますが、「松濤園」は北側に位置しているので入口がある「朗峰会館」までは「西馬込駅」の方が近いようです。
※「朗峰会館」の人もそう言っていました。
新緑が美しい日本庭園を楽しみましょ。
ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!
今週もがんばりましょう!