おつかれさまです。
2023年6月に行った京都の記事を小出しに投稿しています。
小雨が降る中、近代京都の名建築『旧三井家下鴨別邸』へ。
6月下旬に訪問したのですが、お庭では、終わりかけの紫陽花と咲き始めの桔梗を楽しむことが出来ました。
きっと今頃、桔梗も見頃を迎えているのかな。
今日は、「旧三井家下鴨別邸」の建物の魅力と合わせて、“名建築でお茶を”無料で楽しめる裏技もメモしておきます!
『旧三井家下鴨別邸』とは
明治期の主屋を移築、玄関棟を増築するなどして大正14(1925)年に完成した豪商・三井家の旧別邸です。
2011年に国の重要文化財に指定されました。
2階、3階、茶室は非公開。
期間限定で公開されることもあります。
玄関棟
こちらは大正時代に増築されたもの。
母屋
明治時代のもの。
南側にある庭園と一体化したしたような作りでとても開放的です。
床の間
床柱は、東南アジア原産の檳榔樹(びんろうじゅ)という木材が使われています。
輸入材を使っていたんですね。
竹が使われていたり、棚は曲線に施してあります。
洗面所
ガラス建具の意匠が中国風。
お風呂
大正時代に作られたヒノキのお風呂。
脱衣所
このタイルは名古屋で作られたものだそうです。
水屋
茶席で使われたとされる水屋。
広間
格天井、壁の長押、書院造の特徴がみられる広間。
カフェとして利用されています。
坪庭
旧三井家下鴨別邸には「坪庭」が2つあります。
そのうちのひとつ。
他にも、貴重な杉戸絵(撮影禁止)など、見る価値があるものがいっぱい!
名建築でお茶を
母屋の1階座敷でお茶をいただきます。
大正ガラス越しのお庭は桔梗がいっぱい!
雨が降ったり止んだり…
だけど日本庭園に雨はお似合い。
しっとりとした風情にうっとりです。
メニュー↓
お抹茶と鳥羽玉をいただきました。
季節の抹茶碗。
笹の絵が涼しげ。
鳥羽玉は、黒糖で炊いたこし餡を寒天でつややかに仕上げた檜扇の実を思わせるお菓子。
おいしい!
桔梗の愛でながらお抹茶とお菓子、なんて贅沢!
先に紹介した「広間」でもお茶をすることが出来ます。
お庭の長椅子も利用できますが、この日は雨…
無料になる裏技!
ちなみに、入館料・お抹茶と鳥羽玉代・お土産もついて、全部無料で楽しめちゃうんです。
(お土産は、抹茶ケーキかガイドブックか選べます。)
わたしは、新幹線とホテルをJR東海ツアーズで購入し、オプションで付いてくる「ずらし旅選べる体験クーポン」を利用しました。
旧三井家下鴨別邸入館料(500円)
お抹茶と鳥羽玉(600円)
抹茶ケーキ(300円)
合計1,400円もお得に!
夏の食事プラン
夏のお食事プランが贅沢過ぎる!
通常非公開の主屋2階・3階も見ることができるらしい!
アクセス
京阪線「出町柳駅」下車徒歩約5分
5番出口を出て
目の前の橋を渡って
「糺の森」の案内看板の前を通過して
賀茂御祖神社(下鴨神社)へ向かう鳥居の手前にあります。
近代京都の名建築『旧三井家下鴨別邸』、おすすめです!
施設概要
所在地:京都府京都市左京区下鴨宮河町58-2
電話 :075-366-4321
営業時間:9:00~17:00(受付終了16:30)
入館料 :500円※土日祝は600円
休館日:水曜日(祝日の場合翌日)
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