おつかれさまです。
『名建築で昼食を』のパクリで『名建築でお茶を』。
今日は、お茶を楽しめる名建築を紹介します。
重要文化財
『自由学園明日館』
池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分。
閑静な住宅街の一角にありますが、案内看板がいくつかあるので、迷わず行けます。
到着!
『自由学園明日館』は、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計。
大正10(1921)年、女学校・自由学園の校舎として建てられ、平成9(1997)年には、国の需要文化財に指定されました。
おじゃましまーす!
『自由学園明日館』の顔と言えば、ホールの大きな窓、ですよね。
縦長の窓に、幾何学模様の装飾。
建物と調和した六角形の椅子も素敵。
家具も建物の一部、なんですね。
ホールの中2階部分のミニミュージアムにある模型越しに、ご覧ください。
工費をおさえつつ、ユニークな空間を演出する幾何学模様に配置された木製の窓枠。
やわらかな自然の光が差し込む廊下。
クリーム色の漆喰の壁と、焦げ茶色の木枠のコントラストが美しい。
ノドが渇いたタイミングで食堂へ。
ノスタルジックな空間に、きゅん。
今日は、¥800の喫茶付見学チケットを購入したので、こちらでお茶を。
見学のみのチケットは¥500ですが、プラス¥300で、“名建築でお茶”できるなら、喫茶付見学チケットを購入することを、全力でおすすめします!
パウンドケーキと紅茶を、いただきます。
なんて、贅沢な時間なの!
腰掛けOL、ずっと腰掛けていたい気分。
毎月第3金曜日は夜も見学が可能で、お酒付で¥1200!!!
ミュージアムショップもあります。
文房具、アクセサリー、お菓子など、心が踊るような商品が多数!
テンション上がります。
ジョン・レノンゆかりの店として有名な、銀座「カフェーパウリスタ」のコーヒーも取り扱っています。
次は、敷地の南側に建つ講堂へ。
こちらは、フランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新の設計です。
幾何学模様の装飾窓いっぱいに、緑の葉。
外の景色をじゃましない、優しい照明の光。
誰もいなくて貸し切り状態!
何時間でもいられる!!!
腰掛け放題。
神聖な雰囲気の2階席。
一度は見ておきたい、名建築の紹介でした。
◇所在地
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3
◇アクセス
池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分
JR:山手線・埼京線・湘南新宿ライン
東京メトロ:丸ノ内線・有楽町線・副都心線
東武鉄道:東上本線
西武鉄道:池袋線
目白駅より徒歩7分
◇休館日
毎週月曜(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)
講堂見学、喫茶付見学は、日によっては利用できないこともあるので、HPの「見学カレンダー」を確認してください。
フランク・ロイド・ライトと言えばこれ。
〈名建築でお茶シリーズ〉
重要文化財『旧岩崎邸庭園』でお茶
小石川庭園『びいどろ茶寮(涵徳亭)』でお茶
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今週もがんばりましょう!