おつかれさまです。
今日は、エレベーターで、鼻がぶっ壊れるんじゃないかと思うくらい香水が強い人に遭遇。
香水の強い人
たまに遭遇する“香水の強い人”。
この時期になると、汗や湿気と相まって、予想外のニオイに変化します。
御本人はもちろん、気が付かない。
今日も、エレベーターで強烈な香りを発し、わたしの臭覚を刺激する。
このニオイが自分にもつくのではないか…
心配になる。
そう、香りって、移るんです。
「移り香注意」
カップラーメンの注意書きにも「移り香注意」ってありますよね!!!
「移り香注意」とは…
外部からの臭気成分がカップめんや袋めんに移り、本来の香りでない臭いがしてしまうことです。
防虫剤や殺虫剤、防臭剤、芳香剤、洗剤、化粧品、フレグランス、線香ならびに強い臭いを発する他の食品などとの保管は避けてください。また、異臭を感じられた場合は、お召し上がりにならないでください。
NISSINGROUP「お客様窓口」よくある質問より
明星食品 お客様窓口でも、
「防虫剤」「殺虫剤」「洗剤」「芳香剤」などの臭いの強いもののそばにインスタントラーメン(スープ類も含む)を置くと、それらの臭いを吸収する「移り香(うつりが)」が起こることが確認されております。同じ場所に保管されることは避けていただきたくお願い申し上げます。
と記載があります。
「移り香」を利用する
そこで、この「移り香」をうまく使ってみようと思います。
使うのはお香。
部屋でお香を焚く。
そのとき、クローゼットを開けっ放しにしておく。
そうすると、衣類に香りが移ります。
香水とは違い、その衣類を着て、動くたびにフワッと香る感じになります。
移り香の歴史
お香は飛鳥時代に大陸から伝わり、奈良時代は邪気を払うものとして用いられ、少しづつ日常生活にも取り入れられるようになったそうです。
平安時代には貴族たちが「移り香」を楽しむようになり、文学にも香りの記述が多く見られるようにまりました。
現代では香りは女性がまとうものというイメージがありますが、平安時代は男性がオリジナルの香りを「移り香」として衣類にまとい、女性を誘惑していたと言いますよね。
おすすめのお香
松栄堂のアソート
わたしは「松栄堂」のお香が大好きです。
いろいろあるのですが、まずアソートで試すのがおすすめ。
源氏物語を香りで楽しむ
松栄堂にはこんあお香もあるんです!
匂い袋
匂い袋も使えます。
匂い袋をカバンに忍ばせておいたり、下着入れにいれておくと程よく「移り香」を楽しめます。
頻繁に使わない海外旅行用のスーツケースの中に入れておくのもありです。
香水は難しい
そもそも「香水」が身近ではない日本人は使い方に慣れていない。
また、香水は湿気の多い梅雨、汗をかく夏は、いつもと同じ量を付けてもまわりが不快に感じることもあります。
付ける場所によっても、香り方が違うので、文化として根付いていない日本で使うのは難しそう…
恋を左右する?
実は、香りと男女の関係は密接な関係にあるなんて研究もありますよね。
好ましい匂いだと感じる相手とは遺伝子レベルで相性が良いらしいんです。
香水によって個人の持っている匂いが曖昧になり、遺伝子レベルの判断が出来ない!なんてことないのかな。
また、本当は好ましい匂いなのに、香水で消してしまって損していることもあったりして!
素人なので、学的なことはわかりませんが、香水は自己満足の世界で、使い方次第では損をする難しいアイテムだなと思うんです。
お香で「移り香」、楽しみましょ。