おつかれさまです。
読書家ではないけど、本が好きな腰掛けOLです。
読み終わった本は、BOOKOFFへ売りに出すことが多いのですが、何冊か手元に残してある本があります。
その中の一冊。
顔ニモマケズ |水野敬也
見た目に傷やアザなどの症状を持つ9人が、
「見た目が9割」の現代社会で、
どんな「見た目」でも、
幸せになれることを証明してくれる、
心強い内容です。
彼らは、見た目による人間関係の問題を、どのように乗り越えてきたのでしょうか。
仕事や恋愛を通して、多くの問題に直面し、それを乗り越えて来た9人の物語には、外見に悩む人だけではなく、様々な人たちの役に立つ生きるヒントが、いっぱいつまっています!
本を読むのが遅いわたしも、一気に読んでしまいました。
自分を受け入れること。
自分と折り合いをつけること。
その難しさと大切さを、この本が教えてくれます。
この二つが出来ていれば、生きるのが少し、楽になる気がします。
修復不可能な人間関係。
治らない病気。
失った仕事。
自分ではどうにもできない悩みは、受け入れて、折り合いをつけることで、解決はしなくても、緩和されるように思います。
そのことを、常に心に留めておけたら良いのですが、忘れてしまう。
忘れてしまうのも、また幸せなことかもしれないけど。
そして、また、何かにぶつかると、
受け入れられずに、
折り合いがつかずに、
思考が停止する。
そんな時に、この本を開きます。
“そんな時”は、突然やってくる。
だから、この本はBOOKOFFには、送り出さず、手元においてあります。
風邪ひきそう!
ていう時に、葛根湯を飲む感じ。
自己啓発本が、根本治療にならない痛み止めなら、
これは、穏やかに効く漢方薬。
おかしな例えですが、
心の風邪の初期症状にも、おすすめです。
顔ニモマケズ─どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語 新品価格 |
「見た目問題」は、すごく難しいテーマだと思いますが、過去に、「醜形恐怖」という外見への執着に悩んだ過去がある水野敬也さんだからこそ、上手く取り上げられたテーマだと思います。
水野敬也さんの本は、取り扱うテーマの幅が広くて、好きです。
読書家ではないけど、本が好き。
本が好きだけど、読むのが遅い。
そんな、ゆるい本好きにおすすめの本がいっぱい。
↑よろしければ、のそいてみてください。
午後もお仕事、がんばりましょう!