おつかれさまです。
今日は、「御殿山庭園」の色づき具合をお知らせします。
紅葉の本数より人の数の方が多いような場所は好みませんので、地味で静かな紅葉スポットを紹介しています。
さて、園内は…
真っ赤!
さあ、一緒に歌いましょう!
♪まっかだな まっかだな
♪営業利益が まっかだな
♪経常利益も まっかだな
「御殿山庭園」は、東京マリオットホテルの南側に位置する約2000坪の広々とした庭園。
日が暮れると…
幻想的!!!
地味ーにライトアップしています。
すり鉢型の地形をしているので、このように紅葉を上から観ることもできます。
少し迫り出している部分に立つと…
こんな風景が楽しめます。
マイナスイオンがハンパない!!!
建物に登ることなく、紅葉を見下ろせる場所って都内では珍しいのでは?


だけど、この高低差、造園家の演出ではなく、幕府によるもの。
1853年、ペリー率いる黒船来航に伴い湾に砲台が必要となりました。
湾を埋め立てるために用いる土は、この御殿山を切り崩して用意したようです。
斜面を切り崩したことで、この窪んだ地形が生まれたんですね。
広くて高低差のある園内は、陽の当たり方もバラバラなので、紅葉の色付き具合もバラバラ。
まだまだ伸びしろを感じます。
この庭園のポイントは滝。



すり鉢状の地形を活かして、人工の滝が園内にいくつかあるので、どこにいても水の音が聞こえます。
ライトアップバージョンもどうぞ。
まるで渓谷にいるみたい。
「御殿山」と言えば、高級住宅街『城南五山』のひとつ。
『城南五山』は、東京の城南地区にある高台5ヶ所の総称。
昭和期以降からの新興高級住宅街として知られる「島津山」「 池田山」 「花房山」 「 八ツ山」「御殿山」 で構成されています。
その名称が地図にないことも、面白いですよね。
島津山→東五反田1・3丁目
池田山→東五反田4・5丁目
花房山→上大崎3丁目
八ツ山→高輪3・4丁目
御殿山→北品川3~6丁目
江戸庶民の行楽地でもあった御殿山。
浮世絵としても残されています。
園内から見える原美術館。
もうすぐお別れ…。
最寄り駅は、京浜急行線・JR線「品川駅」か、京浜急行線「北品川駅」。


品川駅までの道のりのイチョウもきれい。
※写真は全て12/7(月)撮影。
庭園周辺は、ジョギングコースになっています。
紅葉が終わると、カンツバキの季節。
春にはウメやサクラ、初夏にはアジサイやナシの花が楽しめます。
『城南五山』のひとつ、パワースポットで有名な「池田山公園」もオススメ。


11月末撮影。
「池田山公園」の昨年12月の様子↓
午後もお仕事、がんばりましょう!