おつかれさまです。
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小出しに「明治村」の建築物を紹介しています。
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今日は紹介するのは、
聖ザビエル天主堂

『聖ザビエル天主堂』は、16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念して明治23(1890)年、京都・河原町三条に献堂されたカトリック教会堂です。
その後、昭和42年(1967)に解体され、昭和48年(1973)に「明治村」に移築されました。

これが、神社仏閣だらけの京都に建っていたとは!
設計は東京で在日宣教師の一人であったパピノ神父。
施工は信者であり大阪で大工の棟梁をしていた横田彦左衛門が携わったと言われています。
内装は典型的なゴシック様式。

柱や天井のリブには、ケヤキ材が用いられています。
内陣に鎮座するのは7体の聖像。

反対側には、息をのむほど美しい薔薇窓のステンドグラス。

正面・内陣・側廊のステンドグラスは、色ガラスに白ペンキで草花模様を描いているそうです。
移築に先立って解体した際、取り外した当初の薔薇窓も展示されています。

光が差し込むとステンドグラスが反射して教会の中は幻想的な雰囲気に。

厳かな空気の中にファンタジーな光景。
何時間でもいられる。

ここでゆっくり考え事をしようと椅子に腰掛けてみるけど、きらきら揺れるステンドグラスの光で、考え事が消えちゃう。
考えようにも「きれいだなぁ」くらいしか頭に浮かばなくなる。
歴史の力がすごいなのか、わたしの考え事がちっぽけなのか、どっちなんだろう。
どの角度から見ても素敵な教会ですが、

わたしは『天童眼鏡橋』から見るこの景色がお気に入り。

令和の日本にいるとは思えない。
しっかりとタイムスリップさせてくれる「明治村」が大好きです。

Merry Christmas!

今日も一日がんばりましょう!