おつかれささまです。
記録的猛暑!
化粧品の温度管理問題
が気になります!
化粧品の注書きに
直射日光のあたる場所、高温多湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管してください。
みたいなことが書かれているけど、
常温ってなによ。
常温は一般的に、
15-30℃が目安
になっているそうです。
だけど、記録的猛暑。
常温は高温よ…
真夏の室内は30℃以上に!
不安定な成分の化粧品はこの通り…
ということで今日は、温度管理問題が気になる化粧品の保管方法について、メモしておきます!
きっかけはエンビロン
わたしは、エンビロンを使用しています。
エンビロンは、各製品ごとに使用期限がしっかりと設けられていて、ほとんどの製品は防腐剤不使用。
そのため、夏は高温による「変質」が気になります。
また、エンビロンのようなレチノール配合の化粧品の保管は、他の化粧品以上に気を使う必要があります。
なぜなら、レチノールはとても不安定な成分だからです。
医療機関やエステサロンのように適切な温度管理で保管できないけど、大丈夫なのかな?
肌が荒れた
今年の夏、エンビロンのオイルを使用して肌荒れを起こしました。
今まで化粧品で肌荒れを起こしたことはありません。
エンビロンはレチノールによる「A反応」と呼ばれる肌荒れに似た症状(好転反応)が出る人もいますが、わたしは出たことがありません。
また、このオイルはエンビロンの中でも比較的「A反応」が出にくいアイテムです。
にもかかわらず、6月に入ると、赤みとかゆみが出るようになりました。
これは「A反応」なのか?
変質するとどうなる?
そんな時、レチノールは高温などで「変質」することを知りました。
化粧品に配合されている成分の中には温度管理によって、
効果を失うだけの成分と
有毒なものに変質する成分と
2種類あるそうです。
エンビロンに配合されているレチノールは有毒なものに変質する成分です。
もしかしたら、わたしの肌が荒れたのは、「A反応」ではなくレチノールが「変質」して「有害」になったせい?
詳しくはこちらのこの動画で↓
相変わらず有料級の動画を配信中のかずのすけ先生。
この動画を見て、心配になり、エンビロンのカスタマーセンターに問い合わせてみました。
問い合わせてみた
保管場所が30度を超える場合、
冷蔵庫で保管するべきですか?
または、
使用を控えるべきですか?
すると、このような回答が来ました。
製品保管方法についてご案内申し上げます。
保管場所つきましては、直射日光の当たる場所、気温の高くなりやすい環境(暖房の吹き出し口、浴室のそば、車中など)や湿気のある場所(浴室のそばなど)での保管を避け、なるべく涼しい常温(15-25℃)のところや冷暗所での保存をおすすめします。
高温になる場合は、冷蔵庫での保管も可能ですが、出し入れによる温度変化が原因で品質の安定性が損なわれることもありますので、冷蔵庫で保管される場合は、使用後すぐに冷蔵庫に戻すなど温度変化がないようにしていただきますようお願いいたします。
回答が長すぎる!
要約すると、
涼しい常温(15-25℃)のところで保管してね!
それが無理なら、冷蔵庫で保管してね!
その場合は、使用後すぐに冷蔵庫に戻してね!
ということです。
使用を控えるべきですか?
という問いに対しては回答はありませんが、
温度変化が原因で品質の安定性が損なわれることもあります
と、はっきりと書かれていますので、
15-25℃で保管するか、使用後すぐに戻すことを条件に冷蔵庫で保管するか。
どちらも出来ないならやめときな!
ということでしょうか。
冷蔵庫保管について
エアコンをつけっぱなしにする案もありますが、それが出来ない人もいます。
冷蔵庫に入れる案もありますが、それはどうなの?
エンビロン製品は、
使用後すぐに冷蔵庫に戻せば冷蔵庫で保管するのもあり
とのこと。
だけど、
開閉による温度変化で変質を促すこともあるので冷蔵庫には入れないほうがよい
とする製品もあります。
冷蔵庫で保管する時は、温度変化の激しい扉部分の収納はNG
なんて記事もよく見かけます。
また、目薬に関しては
温度が低くなりすぎない冷蔵庫の野菜室に入れておけば良い
と指示されるものもあれば、
暗い場所で保管すれば冷蔵庫には入れる必要はない
と指示されるものもあります。
化粧品だけじゃないくて、薬品も気になりますよね!
このように、
冷蔵庫保管についても、製品によって違いがあります。
また、高温だけでなく温度変化も変質につながることがわかりました。
容器について
不安定な成分が配合された化粧品の中には、特別な容器を採用されていることが多いと思います。
エンビロン製品のモイスチャーシリーズはラミネートされたチューブ、
シークエンスシリーズには空気に触れないエアレス容器が採用されています。
シスペラもエアレス容器を採用しています。
同じエアレス容器でも違いがあって、
エンビロンの場合は、
湿気のある場所(浴室のそばなど)での保管を避け、なるべく涼しい常温(15-25℃)のところや冷暗所での保存をおすすめします。
とのことですが、
シスペラの場合、
室温は30度以上の場合でも直射日光に当たらないところであれば品質に問題は生じません。
とのことです。
成分による違いか容器の精密さの違いかわかりませんが、温度管理については製品ごとにちがうので問い合わせたほうがよさそうです。
いずれにせよ、エアレス容器を採用しているから夏でも大丈夫ということはでもないようです。
まとめ
適切な温度管理が出来ないことによって
「変質」した場合、
効果を失うだけの成分と
有毒なものに変質する成分と
2種類あることを知りました。
今回は、高温による「変質」を疑っていろいろ調べてみましたが、高温だけでなく急激な温度変化も変質を促す可能性があるということがわかりました。
なので、冷蔵庫に入れれば良いというわけでもないようです…
また、
冷蔵庫で保管しても良いものもあれば
冷蔵庫で保管しないほうがよいものもある。
さらに、
野菜室ならいいとか
扉の収納はだめとか
ものによって違う!
同じ成分でもメーカーや濃度による違いもあるので、自分の使っている化粧品の成分を知り、適切な温度管理方法を確認してみましょう!
そこで、大事なのは確認方法。
情報の取り方を間違えないように!
情報の取り方について
他に記事でも度々書いていることですが、わたしのブログも含めて、一般人のSNSはあくまで「体験談」であり、「答え」ではありません。
「答え」ではないけど、疑問を持つきっかけになればいいな、という気持ちで記事を書いています。
クリニックなどのカウンセリングでなにを質問してよいか分からず、言われるがまま…
なんてことはありませんか?
そんなときの質問材料になればいいなとも思います。
わたしはなにか疑問を持った時、美容と医療に関しては一般人のSNS(美容家、整体師を含みます)に答えを求めません。
美容家や整体師を否定しているわけではなく、安全性を考えると医師に相談したり、専門機関に問い合わせるのが一番だと思うからです。
ま、確かに最近の整体師や美容家のYou Tubeはサムネとタイトルが過激すぎて…ちょっと怪しいですよね…
情報過多な時代なので誤った情報を取らないように、情報の取り方は気を付けたいですね。
応援よろしくお願いします!