おつかれさまです。
美容や健康のために取り入れている人も多い「酵素」。
手軽に酵素を取り入れられる「酵素ドリンク」も増えています。
が、
昨年11月に放送された
「林先生が驚く初耳学」で、
市販の酵素ドリンクの酵素は死んでいる！
という衝撃的な初耳ネタがありました。
酵素ドリンクの製造販売業者はちょっとドキッとしちゃいますよね。
気になったので、今更ですが自分なりに調べてみました。
「酵素」とは
そもそも、酵素とは…
体内で作られ、消化吸収を助け、新陳代謝を活発にしてくれるもの。
酵素が働くための適切な温度は、人間の体温前後で、
酵素は60度以上で活動を停止してしまう。
また、日本では、
65度以上に加熱して殺菌したものでなければ飲料水として販売できない。
そうです。
酵素ドリンクの酵素は死んでいる？
となると、
市販の酵素ドリンクは65度以上に加熱されているので
酵素は活動停止している（＝死んでいる）はずです。
つまり、
「林先生が驚く初耳学」で、
林先生が言っていた
市販の酵素ドリンクの酵素は死んでいる！
その理由は、
食品衛生法の加熱殺菌により酵素ドリンクの酵素は死んでいる！
ということになります。
確かに、死んでますよね。
生きてたら、問題ですよね。
死んでる酵素でも効果はある
それなのに、世の中の女子は、酵素を飲み続けているなんて！
「酵素飲んでます」アピールする女子に対して、
心の中で
「姉ちゃん、それ、死んどるで」
と囁いていたわたし。
しかし調べた結果、
死んでる酵素でも効果はある！
らしい。
確かに酵素は死んでいる…
だけど、
加熱されて死んだ酵素には「死菌」が出来る。
その「死菌」には整腸効果がある。
ようです。
「死菌」とは
「死菌」なんて言葉、わたし知りませんでしたよ…
皆さんご存知でしたか？
林先生、そこまで説明してた？？？
「死菌」は善玉菌の餌になるので、整腸効果により腸内環境が整います。
腸内環境が整えば、免疫力がつき、風邪を引きにくくなったりするそうです。
正しくは、
市販の酵素ドリンクの酵素は死んでいる
だけど、
死んでも、良い仕事しまっせ！
ということなんですよね。
乳酸菌の「死菌」
乳酸菌に関しても、「ヨーグルトに関する明治の総合情報サイト」にこんなことが書いてありました。
ヨーグルトの乳酸菌は死菌でも効果がある
ブルガリア菌、サーモフィラス菌などヨーグルトの乳酸菌は、体の中に入ると胃で胃酸、腸で胆汁などの働きを受けます。その結果、乳酸菌は腸に達する前に死んでしまうことも、生きたまま腸に到達することもあります。
ここで重要なことは、ヨーグルトの乳酸菌は生きたままでも、あるいは死んでも体に良い様々な効果を示すということです。すなわち、生きた乳酸菌はもちろん、乳酸菌の酵素や菌体成分、あるいは、乳酸菌の発酵によって作られる数多くの生成物もヒトに有用な働きをするのです。
ヨーグルトの乳酸菌は死菌でも効果がある！！！
そうだったんだ！！！
なんでも、かんでも、生きてるほうが良いと、思い込んでいました。
だって
「生きたまま腸に届く」
みたいなことをアピールしてる商品あるじゃないですか。
確かに
「死んだまま腸に届く」
なんてアピールされても戸惑いますよね。
オワコンテレビのネタの出どころ
「林先生が驚く初耳学」のネタって、
昔やってたものとか、他局のものとか、使い回しがないんですよね。
使いまわしてたら林先生に太刀打ちできないか。
正直、最近の生活の情報番組や裏技教えます系の番組って
それ、昔「伊東家の食卓」でやってたネタですよね？
みたいなものが多い気がします。
ハナタカ
この差って何ですか？
ソレダメ！
タイトルが違うだけで、同じような番組で使いまわしてるだけ！
リサーチしているのも、芸人になれずに放送作家を目指している人とか、学生のアルバイトだもん。
わたしも小遣い稼ぎにやっていたので！
いろいろ知ってますよ。
ま、テレビのネタは使いまわし放題。
あの「衝撃動画」もそうでしょ。
「初耳学」のネタは、インターネットにも載っていない情報が多い。
リサーチャーがただ、ググったネタではないのが分かります。
番組で使われているネタは、国立国会図書館で得た情報や、つながりがある専門家や有識者から得ている情報なのかなと思わせるものが多いんです。
だから見てしまう。
おまけ
ちなみに、わたしは、ジューススタンドで「酵素」摂取してます！
自分でも作ってます。
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