おつかれさまです。
お気に入りのスキンケア「肌ラボ 白潤薬用美白化粧水」が2024年3月にリニューアルされたのですが、
うるおってちゅるもち!
と言われても正直よく違いがわからない。
何が違うのか?
メモしておきます。
違い
左がリニューアルした白潤、右がリニューアル前の白潤。
パッケージは激似ですが、リニューアルした白潤の方が青色が少し薄いように見えます。
また、リニューアル前の方がボトルが微妙に大きく見えるけど、内容量は変わらず170ml。
じゃ、何が違うの?
有効成分が違うの!
違うというか、有効成分が1種類から2種類になりました。
「トラネキサム酸」に加え「アラントイン」が配合されています。
「アラントイン」はニキビを防ぐ肌荒れ防止有効成分です。
特にニキビに悩んでいるわけではない人にとって、これは、“待望のリニューアル”なのだろうか。
これは、“待望のリニューアル”なのだろうか。
数年前「白潤」の化粧水がが話題になった理由は、数少ないトラネキサム酸単体の化粧水だったから。
トラネキサム酸にもマイルドだけど肌荒れ防止作用はあるので肌荒れ防止有効成分は配合されていなくても良い。
だけど、ほとんどのトラネキサム酸化粧水は肌荒れ防止有効成分が配合されている。
だから、トラネキサム酸単体の化粧水は希少だったんです!
その希少さから、成分解析を生業とする専門家の評価も高かったのですが、なぜ「アラントイン」という肌荒れ防止有効成分を配合したのでしょうか?
もちろん、肌荒れニキビに悩む人もいるので肌荒れ防止成分を配合した「白潤」もあった方がといいと思う。
だけど、すでに「白潤プレミアム」という肌荒れ防止有効成分が配合されているものがありますよね?
リニューアルした結果
プレミアムよりプレミアムだったトラネキサム酸だけの「白潤」が消えました。
《リニューアル前》
肌荒れ防止有効成分入りの「白潤プレミアム」
肌荒れ防止有効成分なしの「白潤」
の2種類で、肌荒れ防止成分の有無を選べた。
↓
《リニューアル後》
肌荒れ防止有効成分入りの「白潤プレミアム」
肌荒れ防止有効成分入りの「白潤」
「白潤」には『アラントイン』
「白潤プレプレミアム」には『グリチルリチン酸2K』
どちらも肌荒れ防止成分が配合されています。
これ、
マクドナルドの「ハンバーガー」がチーズを加えてリニューアル!
みたいなことですよね。
いやいや、チーズバーガーあるやん!
となりますよね。
「ハンバーガー」と「チーズバーガー」
だったメニュー構成が
「チェダーチーズバーガー」と「モッツァレラチーズバーガー」
にリニューアルされたらどう思います?
普通のハンバーガーは残しといてよ!
となりますよね。
わたしは、今回のリニューアルでそんな印象を受けました。
“リニューアル”という言葉に踊らされてないか?
新たに◯◯を加えてリニューアル!
という売り文句がありますが、
◯◯の実態を知らないと
素直に喜べない…
「白潤薬用美白化粧水」がアラントインを配合してリニューアル!
と言われても、
「アラントイン」とはなにか?
をよく知らないから
素直に喜べない。
ニキビを予防する肌荒れ防止成分だということはわかるけど、それはニキビ肌ではない
わたしに必要なのか?
わからない。
そもそも「白潤プレミアム」にも肌荒れ防止成分が配合されてんじゃん!
と思うけど、「グリチルリチン酸2K」と「アラントイン」の
違いがわからない。
ほとんどの素人はそうだと思う。
なのに、
「白潤の進化が止まらない!」
「白潤が待望のリニューアル!」
とSNSで大喜びしている素人が不思議です。
“リニューアル”という言葉に踊らされてない?
専門家の見解
商品について疑問がある場合は、YouTubeなどで化粧品開発者や成分解析の専門家の動画を参考にします。
かずのすけさんの動画
かずのすけさんの動画では
「アラントイン」は肌荒れ防止成分で悪いものではないけど、化粧水・ジェル・クリームと重ねて使うのはどうかな?
「トラネキサム酸」にも(マイルドだけど)肌荒れ防止効果があるから、「トラネキサム酸」単体でよくない?
というような解説をされています。
かずのすけさんは全く忖度がないので個人的に信用できる配信者です。
さくめぐさんの動画
さくめぐさんの動画では
抗炎症成分(肌荒れ防止成分)はどんどん使っていいと思う!
グリチルリチン酸2K配合の「白潤プレミアム」とアラントイン配合のリニューアルした「白潤」どちらかと言えば、「白潤プレミアム」のほうがおすすめ!
というような解説をされています。
また、 ロート製薬による研究で皮膚におけるアラントインのエストロゲン様作用が発見されている話も初耳で面白い。
見解が違うとき
これに限らず、専門家によって見解が違うことはよくあります。
そこは様々な動画を見て自分なりに総合判断するしかないと思います。
あと、この見解は誰に向けてのものなのかを判断するとが大切だと思います。
敏感肌の人に向けてなのか。
乾燥肌の人に向けてなのか。
エイジングが気になる人に向けてなのか。
年齢や肌質によってもとらえ方は違ってくるので、最後はやっぱり自分のモノサシではかることになる。
専門家の有料級の動画を上手く使いこなせたらいいな、と思います。
専門家の動画が流行っているわけ
最近このような動画が人気なのは、様々なメーカーが商品展開しすぎて使い手が混乱しているからなんじゃないかな…
動画はすごく面白いし、有料級も情報もあっていいけど、動画を見ないと違いがわからないような商品展開とかリニューアルに疑問を感じます。
もう少しわかりやすく商品展開して欲しいな。
リニューアルとはなにか?
「残量がわかりやすく容器を改善しました」
とか
「フタを開けやすくしました」
のようなリニューアルは素人にもわかるけど、成分を追加されてもその成分について知らないから
素直に喜べない。
これ、サプリメントにも言えますよね。
ビタミン◯を増量!
と書かれていても、
過剰にとっても意味のないもの、
体内から排出されるものもありますよね。
自分にはじゅうぶ足りているもの、
食事から簡単に摂れるものもありますよね。
必要ないものもありますよね。
だけど、
ビタミン◯を増量!
みたいなことに、反応してしまう…
リニューアルが「改善」である場合はうれしいけど、特に悪い点があったわけでもないのにリニューアルされる場合、モヤモヤが残ることがあります。
わたしは、トラネキサム酸単体の「白潤」がすごく肌に合っていた気がするので、今回のリニューアルにモヤモヤ…
「アラントイン」が悪いと言っているのではないのです。
肌荒れ防止成分を入れるなと言っているのではないのです。
リニューアル前の「白潤」は残しておいてほしかったのです。
これ、
ミスドで「ポン・デ・リング」がなくなって「ポン・デ・黒糖」と「ポン・デ・ストロベリー」だけになったみたいな気持ちになってしまったのです…
吉野家から「牛丼」が消えて、「ねぎ玉牛丼」と「チーズ牛丼」だけになったみたいな気持ちになってしまったのです…
だけど、人の肌はそれぞれなので、誰かにとってはうれしいリニューアルになっているのかな。
まじで、わからん。
ま、わからんでいいくらいのことなのよね。
薬じゃない。
たかがスキンケア。
気にしすぎるの良くないけど、
気になるようなことはしないで欲しい。
リニューアルは使い手にわかりやすいものであって欲しい。
ロート製薬の商品はよく使う物が多いので、
シンプルでわかりやすい商品展開であって欲しい。
お菓子やコスメは商品展開が多いと楽しめるけど、
スキンケアはシンプル・イズ・ベスト!
「結局何使えばいいの?」
「この違いなんなの?」
のように、
分かり難い展開は必要ない!
と、思いますが、
大人の事情よね。
そういうことも受け入れて、サラっと流せる人間にならないとね。
プレミアムよりプレミアムだったトラネキサム酸単体のリニューアル前の「白潤」は
まぼろし〜!
「トランシーノⅡ」もリニューアル!
何が違うの?
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