おつかれさまです。
今日は2025年3月に開村60周年を迎えた「明治村」にある素敵な教会堂を紹介します!
大明寺聖パウロ教会堂

これ教会堂なの?
と思ったけど、よく見ると、屋根の上には鐘楼、その下に控えめな十字架。
この教会堂は、
明治12年(1879)に長崎県長崎市伊王島に建設され、
昭和50年(1975)に解体。
平成6年(1994)に「明治村」に移築されました。

内観はゴシック様式なのに、
外観は和風で質素な造り。

このギャップに、隠れキリシタンの名残を感じます。
キリスト教の禁教令が解かれたのが明治6年(1873)。
その数年後には長崎の各地、各島々にこのような木造の小さな教会堂が建てられるようになったとか。

乾燥で収縮する木材を使用して、西洋のゴシック様式の空間をここまで再現するってスゴくないですか?
さらに、それを解体し、移築して30年経っても美しい状態を維持していることに驚かされます。

隈研吾氏が手掛けた「広重美術館」の木製屋根は竣工して30年経っていないのに劣化してアルミ製に改修するとか。
かわいちょ。
「IGアリーナ」の木組みはダイジョウブ?
多くの公共建築を手がけてるけど、木材への執着が気になります…
「明治村」には他にも教会堂があるのですが、どれも本当に素晴らしい!
香港の投資会社に買収された「東急プラザ銀座」は開業から約10年で幕引きですが、『明治村』は開村して60年!
「見る」だけでなく「体験」できる魅力的な建物がいっぱい!
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