おつかれさまです。
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小出しに「明治村」の建築物を紹介しています。
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今日は、
日本橋のシンボルとして愛された
川崎銀行本店
の一部です。
地上3階・地下1階、間口38m、高さ20mの堂々たる建造物でしたが、移築・保存されたのは正面左端の外壁が部分的だけ。
それでも、重厚感のある造りでスゴい迫力です!
『川崎銀行本店』は、
昭和2年(1927)に建設され、
昭和61~62年(1986~87)に解体、
平成2年(1990)に移築されました。
明治村は“明治建築を保存展示する野外博物館”ですが、昭和や大正時代の建築物もチラホラ…『川崎銀行本店』も昭和の建築物です。
移築された『川崎銀行本店』の一部はこんな高台にあって、上に登ることも出来るので「明治村」では、展望タワーとしても人気なんです。
ここから望む入鹿池が美しい!
有形文化財を展望タワーとして使うなんて贅沢!
設計は、銀行建築を多く手がけたことで知られる矢部又吉(1869-1927)。
ベルリン工科大学で建築を学んだドイツ建築の継承者です。
様式は、ルネッサンス様式。
構造は、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)。
これぞ、本格的な銀行建築!という感じがします。
最近の銀行とは違うわね。
土下座するならここでしたいよね。
玄関にはブロンズ製の重厚な両開扉。
当時使われていた金庫も展示されています。
「明治村」秋の行楽シーズンにおすすめです!
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