おつかれさまです。
令和の絶滅危惧種、腰掛けOLです。
東京都大田区にある戦後から続く飲み屋街「山王小路飲食店街」をパトロール。
通称「地獄谷」。
平日の夕刻。
早くも、オジサンが吸い込まれていきます…
この「山王小路飲食店街」は、池上通りとJR大森駅のホームに挟まれていて、階段を降りた谷底にあるので、「地獄谷」と呼ばれています。
それでも、ここは、誰かにとっては天国。
営業しているのだろうか。
開いているのか、いないのか。
開店時間は、いつなのか。
季節さえ、わからなくなる、不思議な飲食店街。
クリスマスと七夕とハロウィンが一緒に来たような飾り付けに心、踊る。
このトイレを利用する勇気がなくて、まだ地獄谷で飲んだことがありません。
スタバに入った時に感じるのとは違う“アウェイ感”。
よそ者が来た。
みたいな目で見られている、気がする。
「オマエの来ることじゃにゃーよ」
スタバでPCをカタカタする人より、地獄谷でグラスをカラカラする人にあこがれを抱きます。
この飲食店街で気軽に飲めたら楽しそうだなあ。
そんな希望と、
軽い絶望。
安心してください「やってます」よ。
別の日の夜、のぞいてみた↓
誰も歩いていないけど、営業しているお店にはお客さんが入っていました。
酔っ払ったら、上がれそうにない階段を、いつか千鳥足で上がりたいな。
階段を上がっても、そこは地獄だよね。
上がる物価。
上がらない賃金。
地獄でどう、楽しく生きるか、だな。
がんばれ、わたし。
がんばれ、飲食店!!!
なんて言ってるけど、
頑張ってる人より頑張ってない人からの方が勇気をもらえる。
尊敬する、絶望ライン工さんの言葉が、ブッ刺さります。
今日も一日、おつかれさまでした!